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Nゲージのジオラマ・分割式モジュールでトンネルと山・立体交差を作っている続きです。
シーナリー山肌の部分ですが、ペタペタと貼った紙粘土の上から塗装しても良いのですが、乾燥したあとのひび割れが発生するのを恐れます。
そのため、山肌の造形には、更に別物を「貼る」訳ですが、方法としては主に下記の通りあります。
その前に、まず、レール部分は、マスキングしたり、ボンドや絵の具類が付着しないよう、予め予防処置を取っておきましょう。
テッシュペーパーを貼る
テッシュペーパーを薄めたボンド液にて、山肌に貼っていく方法です。
先にテッシュを山肌において、霧吹きで水を掛けて湿らせたあとに形を整えて、薄めたボンド液をスポイトなどで垂らしていって固定させる方法もできます。
また、使い捨てのお皿(キャンプで使うようなお皿など)に薄めたボンド液を作っておいて、それにテッシュを浸してから、山肌に貼っていく方法もできるでしょう。
薄めたボンド液は、水が2、ボンドが1の割合です。
テッシュではなくて、キッチンペーパーのような紙でも良さそうです。
ただ、この場合、いずれも、薄めたボンド液を自分で作る必要があるんですよね。
しかも、水2に対してボンド1ですので、水溶液を作るにも、結構なボンドの量が必要です。
これが、お手軽ではないと言う事で、今回は、下記の専用剤を使用しています。
ボンドの代金や結局何枚もたくさん使用するティッシュやキッチンペーパー代などを考えますと、金額的にもそんなに変わらないのではと考えています。
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プラスタークロス
KATOから発売されている、24-302プラスタークロスです。
ネットに石膏(プラスター)の粉がまぶしてある状態でして、正直、小さな粒の石膏が散らかります。
そのため、屋外などで作業するのが良いかと存じます。
広い範囲にプラスタークロスを貼る場合には、水に浸してから壁や山肌に貼っていきます。
境目など、小さな箇所は、手でちぎって貼ってから、水を含ませた筆で、何回か撫でてあげるとしんなりしてきて、密着します。
プラスタークロスは乾燥するとカチカチになって、密着して剥がれなくなります。
薄いので、穴も千枚通しで簡単にあけられますし、地形変更などがあれば、カッターでカットもできます。
プラスタークロスの使用方法は下記にて少しご紹介もしていますので、ご興味がある方はご覧頂けますと幸いです。
乾燥するにちょっと時間が必要ですので、私の場合には一晩明けてから、塗装をすることにしました。
塗装
さて、翌日になりまして、まだ花粉が少ない時間である朝7時から、屋外にて塗装する準備を行いました。
まずは、平坦な部分に、情景シートを適切な大きさにハサミでカットして貼り付けます。
そうそう、階段も手作りしてみましたよ。
次に色を塗っていくわけですが、今回は茶色(土色)をメインにしてみました。
使用したのは下記のペイントです。
本当はアンティークなど、かすれた(古びた)を演出する絵の具ですが、大胆にも使用しています。
通常は緑色でも良いかと存じますが、山の斜面がむき出しの部分を出したいため、あえて濃い目の土色にしています。
ペタペタほぼ全体を塗ったのが、この記事のトップ写真のような感じです。
ペイントは、できたら最初に塗ったのが乾燥したあと、2回塗りした方がよりキレイにはなります。
色の境目などは、草などでごまかす予定です。
冬場ですので、これで、また、1日乾燥時間を置くことにしました。
次回の【工事19】では、いよいよ仕上げです。
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