鉄道模型レイアウト

青空の屋外・野外にてNゲージ鉄道敷設計画プロローグ(構想)【屋上鉄道・相模電鉄】

屋上鉄道・相模電鉄

鉄道模型Nゲージのレイアウトを色々と考えていましたが、家の中にレイアウトを設けようとすると、なかなか家族の理解を得られなかったりするのは、世の中、お父様の苦労だと存じます。
ワンルームマンションの部屋でも借りて、その部屋にレイアウト作ろうかなとも考えましたが、やはり家賃はバカになりません。
そのため、部屋の隅に置ける、小さいボードのジオラマにしようかな?など、色々と考えてみたのですが、レイアウトの設計をしてみると、カーブだらけで、直線がほとんど作れません。
それだと唯一の直線が14cmと言う状況となり、悩んだ挙句、鉄道は元来「屋外」を走行しているものと、勝手に解釈して「野外」、すなわち家の外にレイアウトを作ってみることにしました。

屋上レイアウトのNゲージ

通常であればNゲージのレイアウトは屋内・家の中・建物の中に設置するものです。
そもそも、市販されているレールなども、室内で使用することを前提に製造されています。
しかし、それらに反して、私は、Nゲージのレイアウトを「屋外」(野外)にて運用するべく計画を練ってみたと言う事になります。



贅沢なガーデンレイルウェイ・庭園鉄道と言う事にはなりませんが、やりようによっては、ベランダでも良いかと存じます。
幸い、我が家には庭と申しましょうか「屋上」があります。
そのため、ベランダや部屋よりも広いスペースとなる屋上の利点も活かしながら、出来る限り大規模なレイアウトになるよう頑張ってみようと考えた次第です。

名付けて「屋上鉄道」の相模電鉄(仮想)です。
似た名称の本物の鉄道会社「相模鉄道」さんとは名前が違いますので、念のため、ご確認申しあげます。
当方の英文字表記は、Sagami Electric Railway(略称SER)です。

さて、屋上構想を致しますと、青空の元、屋上にレイアウトを設けてみると言う事になりますが、下記のような部分が懸念されました。

錆対策

Nゲージは、もともと屋内にて楽しむよう設計されていますので、屋外で「雨」や「紫外線」にさらされることは想定されていません。
そのため、雨に濡れる状態になると、レールには「サビ」が懸念されます。
本物の鉄道は、毎日、レールの上を走行することで、サビも軽減されますが、遊びのNゲージの場合、走行させればさせるだけ電気を使用するのに運賃収入は無いですし、毎日、屋外で走行させることは考えられません。
しかも、鉄道模型の場合、電力をレールから車両に給電しますので、レールがサビてしまうと走行にも大きな支障がでます。
そのため、屋外にレールを常時固定すると言う事ではなく、遊びたいときに、屋外に「出す」ような感じで、一部はベニア板などを使用した分割型(セパレート型)でのレイアウトにすることにしました。
分割型にすることで、普段は、家の中にレイアウトを収納・保管しておくことが出きます。
なお、庭(屋上)に小さな物置でもあれば、普段はその中にて保管しておくこともできるでしょう。
夏季の猛暑対策は必要でしょうが・・。
しかし、それだけでは寂しい部分もありますので、一部はシーナリー(情景)のジオラマにもしたいと思います。

なお、固定式ではないため、その都度、走らせる際には設置に手間と時間がかかるというデメリットがありますが、これはもう、仕方ないと諦めています。
考えようによっては、レンタル・レイアウトのお店に通勤する時間を考えれば、問題ナシです。

芝対策

我が家特有の問題とも考えられますが、屋上の地面にて多くの部分は、概ね「天然芝」になっており、一部は「レンガ」です。
そのため、単純にNゲージのレールだけを、その都度、繋いで、地面に直接おいて走行させる言う事は「芝」と言う密林が走行の妨げになる恐れがあると考えました。
更に、天然芝ゆえに、地面もまった平ではなく、多少、デコボコしています。
そのため、nゲージでは直線に車両を走行させますと、瀬戸大橋を渡るマリンライナーみたいに、走行時に線路が「波」をうつと思いました。
よって、当初、一番最初の構想では、天然芝の上を走行させる場合には「高架橋」にするしかないと考えました。
しかし、駅(ステーション)も設置したいですよね。
そのため、駅のホームやポイントがある部分は、ベニア板を購入して、板固定のレイアウトにすることを考えました。
それを芝生の上に置けば、芝による「森」状態の中を走行することは無くなります。

なお、土になっている庭の場合には、土埃(砂)が大敵となります。
本物の鉄道は、レールの上に「小石」が乗っかっただけで、脱線・横転の危険が伴うように、Nゲージも、レールの上に砂一粒でもあると、脱線の要因となります。
その点、我が家では、砂が舞い上がることは少ないと考えられるので、まだ安心ですが、ポイント故障の原因にもなりますので、基本的には「高架」で線路を引くと言う事になると想定しました。
そして、駅・プラットーホームにおいて「ポイント」を設置する場合には、木製の板に固定して、普段は、屋内にてきちんと保管できるようにします。
要するに、駅舎・待避線部分だけ、板に固定するレイアウトにすることで、毎回の設置の手間の軽減、そして、屋内でもそのレイアウト部分を使用してカーブレールなどだけ接続すれば、走行もできるようにとの狙いもあります。
それでしたら、レイアウトの出張設置もできてしまいます。

あと、もうひと懸念材料があります。
それは、人身事故ならぬ、蟻身事故(ありんこ)です。
冬は問題ないのですが、春から秋口は、野山にアリがいるみたいに、屋上にはアリが結構、いるんですよね。
芝生のしたは土ですし、花壇もあるためです。
よって、線路でひかれないか?、今から心配していますが、これは実際に走らせてみないとなんとも言えません。
うまく、アリのほうがよけてくれると良いのですが・・。

天候

当然ですが、雨が降っている場合には、電気のショートも心配ですし、Nゲージを走らせることはできません。
自然の中の場合、意外と問題なのが「風」です。
Nゲージの車両は、比較的軽いですので、自然風の影響を受けます。
前述しましたとおり、風があると砂が飛んできて、レールに乗って脱線する確率も上がります。
よって、独自に風速規制の基準を設ける必要性はあるかと考えています。
屋上は、風も当たりやすいということもありますし、我が家では、秒速5m以上の風が観測されると、運転見合わせとなるかなと想像しています。
あとは日光(日差し)です。
屋外ですので、夏はとても暑いですし、日にも焼けてしまいますので、よっぽど曇り空でなければ、夏季は臨時運休です。
屋上は4階部分となるため、蚊は少ないのですが、飛んでこないと言うことはありませんので、蚊にも刺されやすいです。
冬季も、積雪となれば、当然、運休ですが、外気温が寒いと、屋内と違って自分の方が体調を崩しそうです。
春先も花粉症の私には非常につらい場所となります。
そのため、年間通じて、いつでも運転できないと言うデメリットがあります。

良いところ

メリットとしては、庭(屋上)の広さはありますので、かなり広範囲に渡る、規模の大きい、大規模なレイアウトも可能です。
そのため、やりようによっては、発展性はいくらでもあり、終わりが無いくらいだと存じます。
とても長い編成、新幹線16両編成も、駅の設置ができると考えています。
また、設置する都度、毎回、レイアウトに変化を付けられますので、飽きないでしょう。
屋外で、Nゲージやっている趣味の方は、あまりいないのではと勝手に想像していますが、この点は良いところだと捉えるようにしています。
このようにジオラマになっているのはホームがある部分など、一部だけとなります。

カーブ

カーブの部分は、その都度、自由に敷設できるよう、ボードなどに固定しないように考えました。
芝生の上となるため、基本的には高架橋のカーブを使用しようかと考えました。
しかし、ワイドレールを「連結」させて複線使用しても、芝生の上にて安定しそうだなと考えを改めました。
そして、一番最初に恐るおそる試運転致しましたら、これがまたうまくいきましたので決まりです。
なお、カーブはいつも自由工事にすることで、設置の都度、違ったレイアウトにできます。
また、直線部分のボードや、駅の部分のボードを家の中で使ったとしても、その都度、カーブを自由に設置して、部屋(室内)の中でも遊べると言う事になっています。

敷設予算の関係で、最初は「単線」で工事を開始してみる予定ですが、試運転はしばらく複線にて対応してみたいと存じます。
電化するのは面倒なので、当面は非電化区間とし、ディーゼル車両(気動車など)か蒸気機関車(SL)での運行となります。
とはいえ「電鉄」を称していますので、最終系は16両新幹線です。
気になるのですが、リニア中央新幹線が開業する頃には、150分/1(160分/1)のNゲージも登場するのでしょうか?
レールもリニア線専用のが発売されそうですが、カーブ半径なんかどうなるのでしょう?

試運転

と言う事で、まずは一通りのレールを揃えて、芝生の上での設置と列車走行が問題ないか?、試運転してみました。

芝生の森対策として、ワイドレールを使用してみました。
すると、うまい具合に、芝生が線路のうえを妨害することもないことがわかりました。
列車が走行する際にも、芝生に接触することもありませんので、高架にしなくても大丈夫です。
大成功ですね。
昔は、ワイドレールなんて発売されていませんでしたから、ワイドレールがあって、本当によかったと思います。

屋上鉄道・相模電鉄

なお、ふわふわしている芝生の上にレールを置いただけですので、気動車(モーター車)の重みで、列車走行時にレールが沈む込むのを懸念していた件ですが・・。
沈み込みも思ったより少なく、全速力走行しても、脱線することはありませんでした。
恐らく、10両編成、新幹線の16両編成などでも大丈夫なのではと思っています。

このように最初の実験(試運転)では、ワイドレールのカーブにはカント(傾斜)がついていますし、これでカーブが逆バンクになるような無理な設置にしなければ、芝生の上でもNゲージ行けることもわかりました。
念のため、直線からのアプローチレールも購入していたのですが、芝生の緩衝もあるため、アプローチが特別必要ではないことも分かりました。

動画も撮影してみましたので、よければご覧いただけますと幸いです。

なお、ひとつわかったのは、ワイドレールとワイドレールを「複線」として、つなぎとめる部品、Wレールジョイントっていうんですかね?
複線にするのが、これがまた、セットしにくいこと、しにくいこと・・。
毎回、付けたり外したりするのは到底無理だと考え、ある程度、レールとレールをくっつけた状態で保管する必要性を感じました。
しかし、つなぎ目も弱く、よくジョイントが折れてしまいます。
金属製などにできないのかな?

まぁ、もともと、レールは全部が全部、分解しないで保管して、設営時の時間短縮にはしようと思っていたのですが、レールとレールを繋いでいる状態、すなわち保管状態が大きいサイズとなってしまいますと、今度は保管場所のスペースの問題が出てきます。
そのため、もともと屋上に設置している「物置」に入れようかなと考えています。
しかし、夏場は直射日光が当たって、物置の中は、相当高温になります。
その高温状態での保管となった場合のレール耐久性の問題もあるかと存じますので、それは夏になってからまた検証と言う事になりそうです。

あと、アリさんをひいてしまう懸念ですが、もう、アリさんがちょうど出てこない季節となったため、蟻身事故に関しては、検証できませんでした。
今後の検証課題としています。

敷設工事

という事では、さっそく工事開始です。

まずは、駅の基盤となる土地(ベニア板)の部分から取り掛かりました。
木の板に塗装すると言う事です。
基本的に、パウダーなどを撒いたりするまでは、今のところ計画していません。

屋上鉄道・相模電鉄

しかし、木目では味気ないので、せめて、塗装だけでもしておこうと考えました。
鉄道模型の屋外Nゲージ計画ですので、木が水分にあたった際の対策と言う意味合いもあります。

塗装の色はグレーで、時間短縮のため、はけは使わない「スプレータイプ」で塗装しました。
念のため、早く乾くタイプを採用しています。

カットしたもらった際に、余った細い木材は、直線用や、高架橋の傾斜部分などに活用できればと考えています。



ただ、スプレーなので、噴射時に結構、空気中に塗料の粒子が舞い上がりました。
あとで、後悔したのですが、マスクをしたり、メガネは外している状態にしておければよかったと感じました。
そのあと、メガネの点検をしましたが、レンズ越しに見える色はかわらなかったので、まぁ、眼鏡への付着は大丈夫だとは思います。
しかし、スプレーで塗装する場合には、念のため、眼鏡、外しておくか、目の保護ケースを使用すると良いかもしれません。
ひとつ教訓になりました。
しかし、このように、ほんと、素人ですね。
お恥ずかしい限りです。

その後のコンセプト変化まとめ

試運転を重ねていくうちに、一部、当初の予定を変更した部分を下記にまとめて記載しておきたいと存じます。

芝生対策の全線高架橋→→→ワイドレールのじか敷きにて解決でき走行にも問題ないことを確認
風対策→→→少々の風では全く問題ないことを確認し心配が軽減
寒さ対策→→→冬期でも外気温10℃程度で晴天・風弱い場合にはポカポカと暖かいことを確認(逆に夏の長時間は厳しそう)
暑さ対策→→→夏は人間が熱中症になる(炎天下は断念)
直射日光対策→→→夏季は強い日差しにより線路が膨張する現象が発生することが判明(夏季は曇り空の時以外は断念)

最新状況と致しましては、野外は「冬期」または陰が発生しない「曇り空」限定になりそうです。

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