JR福塩線　まだ105系が頑張っている福山駅から府中駅間

JR西日本の福塩線（ふくえんせん）は広島県の福山駅から塩町駅、78.0kmを結ぶローカル線です。

最高速度は85km/hで、全線単線ですが、福山駅から府中駅間のみが電化されており、府中駅から塩町駅の間は非電化となります。
そのため、基本的に、福山駅から府中駅の間は、電車となる岡山電車区の105系か115系（3両編成）が使用されます。
そして、府中駅から塩町駅は山間部を通ることもあり、実際には芸備線の線路も使用して三次駅まで乗り入れている区間となりますが、非電化の気動車で下関総合車両所広島支所のキハ120形が使われます。
よって、府中駅から塩町駅への直通はありません。(府中駅で乗り換え)

電化されている福山駅から府中駅の間は、1時間に2本程度の運転頻度ですが、その先の府中駅から三次駅の非電化区間は、極端に運転本数が少なくなります。
ちなみに、神辺駅には井原鉄道のIRT355形も乗り入れしており、通勤時間には福山駅までの直通もあります。

JR福塩線にて使用されている電車105系は、国鉄時代からと少し古い時代の車両でして、JR東日本では2008年にすべて解体となっていますが、JR西日本ではまだ整備しながら使われているようです。
福塩線では、瀬戸内地区地域統一色である濃い黄色の塗装となっています。

トップの写真は、良い写真とは言えませんが、福山城から福山駅方面を拝見した際に、走行していたので、望遠にて撮影させて頂いた次第です。

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