大山ケーブルカーの解説 混雑時の情報や割引など

大山ケーブルカー

大山ケーブルカーは、神奈川県伊勢原市の大山の山麓にあるケーブルカーです。
正式名称は、大山観光電鉄大山鋼索線となりますが、ほとんど「大山ケーブルカー」と言わないと、通じません。
1931年(昭和6年)に開業し、太平洋戦争が激化した昭和19年に不要不急路線として廃線となりました。
その後、大山観光の復興のため、1965年(昭和40年)に、再開業したと言う形になります。



2015年10月からは、新型車両(定員78人)が運行されています。
接続道路がないため、ヘリコプターにて車両が搬入されました。

大山ケーブルカー

新型車両は、山下側が展望席のようになっており、屋根近くの部分まで窓があるため、湘南方面の景観も、車内から良く見えるのが特徴です。

大山ケーブルカー

新型車両にはリチウムイオン電池を搭載し、架線を撤去して更に景観を良くしており、駅に停車している時間に充電する方式が取られています。
そのため、車内照明や放送装置の電源は、リチウム電池から供給されています。

麓の「大山ケーブル駅」(標高400m)から、中腹の「阿夫利神社駅」(あふりじんじゃえき)(標高678m)まで、距離は800mで所要約6分(時速12.6km)、高低差は278mになります。

大山ケーブルカー

最急勾配は 477 ‰ (25度30分)で、途中の中間地点に「大山寺駅」(標高512m)がありますが、日本に現存する鋼索線(ケーブルカー)で、すれ違い・行き違い箇所にある中間駅としては「日本唯一」となる貴重な駅です。

大山ケーブルカー

時刻表(ダイヤ)は、通常時20分毎(1時間に3本)の運転となっています。
混雑時には、ピストン輸送となり、臨時便がドンドン出発します。

大山ケーブルカー

ただし、輸送力としては、中間駅での停車時間もあるため、片道700名/時間程度で、あまり高くありません。
そのため、ゴールデンウィークと、秋の紅葉シーズンの土日を中心に、混雑しますので、待ち時間が発生する場合があります。
<注釈> 駐車場はもっと混雑しますので、もっと、待たされます。

途中駅にて、動画も撮影してみました。
再生してから、YouTubeの文字をクリックすると、大きな画面で、動画をご覧頂けます。
チャンネル登録にも、ご協力、賜りますと幸いです。

運賃は、GWと11月の土日祝には、スタッフを増員するなど安全対策もあり「繁忙期料金」が適用されて、少し高くなります。
片道切符でも、往復キップでも、途中駅の「大山駅」にて途中下車し、また乗車することが可能になっています。
小型犬・猫などの小動物(ペット)は、ゲージなどに入れていれば、有料手回り品の追加料金で、同行可能です。

大山ケーブルカー

小田急線「伊勢原駅」の北口から4番乗り場「伊10」(伊11・伊17)系統「大山ケーブル」行きの神奈中バスに乗車して、所要約25分、終点の大山ケーブル駅バス停(標高310m)にて下車。
この先は、一般車両は通行禁止で、階段の「こま参道」が続いています。

大山こま参道

お土産物店・飲食店も並ぶ「こま参道」を約15分、高低差90mを歩いて登ると、大山ケーブル駅となります。
名物の「しか鍋」や「大山とうふ」の料理がお勧めです。

大山ケーブルの割引情報

まず、大山ケーブルが行っている通常の割引としては「往復割引」や、25名以上の団体割引などがあります。
そのほか、辞めなければ、毎年「誕生月」割引がありますが、誕生月割引は、適用日にちがありますので、事前に大山ケーブルのサイトなどでご確認願います。

そのほか、電車・バスで行く場合、小田急線や相鉄線の駅で購入できる丹沢・大山フリーパス「大山ケーブルカー・A切符」にて、大山ケーブルカーの乗車料金などが割引になり、大変お得です。
特に、混雑時は、フリーパスA切符があれば、ケーブル駅の窓口でキップ買うのに並ぶ時間を軽減できるため、混雑対策にも繋がります。(そのまま改札の列に並べます。)         

JAF会員証での割引などはありません。

大山の混雑情報

神奈川県の大山のネックは、大山ケーブルの混雑よりも、駐車場の数です。
観光客だけでしたら、行って戻ってと数時間ですが、登山客も多いため、長時間、クルマを止めている場合が多く、ケーブル乗り場までも往復30分かかるため、余計、駐車場の回転率が悪いです。
土日祝・お正月・行楽シーズン・紅葉時期は、満車になることが多いです。
小田急・伊勢原駅から神奈中バスの終点である「大山ケーブル」バス停まで、クルマで上がれます。
その付近に、有料駐車場が点在していると言う感じで、もっとも近いのは「大山第2駐車場」になります。

大山第2駐車場

しかし、谷間で平地も少ないことから、駐車場は不足しておりまして、秋の平日に訪れた場合、市営第2駐車場は、朝9時で既に満車でした。
大山第1駐車場は、混雑時、下記のように、係員さんの誘導にて、駐車場内にて、止められるだけ、止めさせますので、まだ多く駐車可能です。

大山第1駐車場

道路を登って行くと、途中、2箇所ほど、駐車場の満車・空車表示の電光掲示板があります。
その空車がある駐車場を目指すのが無難となります。
いくつか駐車場があるところを、当方のオリジナル関東地図で、ポイントしてありますので、カーナビ代わりにご活用頂けますと幸いです。
<注釈> 満車になると、駐車場に入るだけで、1時間~2時間程度待たされる場合もあります。



他にも、もっと、下界に臨時駐車場もあるのですが、とても遠く、行きは結構な登り坂となります。
もし、警備員など誘導係さんが出ている場合には、その指示に従うと良いでしょう。

土日祝など、朝早くに到着が困難な場合には、14時以降などのほうが、無難かも知れません。
もしくは「七沢温泉」あたりに、前泊して、朝一番で行けると良いでしょう。

混雑を避けるコツと致しましては、クルマでも、バスでも、できれば、朝8時40分より前に、大山ケーブルバス停に到達することになります。
早めの行動が吉となりますので、ご参考頂けますと幸いです。

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