東急池上線「都心のローカル線」も なかなか良い旅

東急池上線

東京急行電鉄・池上線(いけがみせん)は1922年10月6日に開業し90年以上親しまれている最高時速80km/hの複線です。

JR山手線や都営浅草線と接続する「五反田駅」から、JR京浜東北線と京急の「蒲田駅」との10.9kmを結ぶ路線ですが、22分かけてゆっくりと電車は走ります。
各駅には小規模ながらも駅前商店街もある東京の人口密集地で、古くから成熟した住宅地を走っている欠かせない電車になっています。
途中駅は東急・大井町線と交差する旗の台駅、雪が谷大塚駅など15駅あり、種別は各駅停車のみの運転となっています。

使用されている車両は、多摩川線と共通運用の18m中型車体で、東急・池上線は3扉の3両編成の固定となっています。
トップ写真のは東急1000系だと思いますが、池上線と分かるように細い緑のラインが入っているようです。(間違ってましたら、ご指摘願います。)


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東急池上線は「ワンマン運転」です。
ワンマン運転というのは、電車には運転手ひとりしか乗車しておらず、車掌がいないと言うことになります。
運転士は電車の発車・停止だけでなく、ドアを開けたり、閉めたりする操作も、運転席にて行うということです。

ただし、俗に言うローカル線という事ではなく、朝の通勤時間帯には2分に1本、昼間でも6分に1本(1時間10本)の運転がありますので、ダイヤ(時刻表)を気にする必要は、ほとんどありません。
また、すべての駅には自動改札もあり、もちろん、パスモ(PASMO)やスイカ(SUICA)が、駅の改札の出入りに使えます。
そのため、ワンマン運転と申しましても、電車を降りる際に、運転席近くに料金箱があるようなワンマンではありません。
単純に車掌さんがいないだけのワンマン運転となります。


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安全対策としては、ホーム柵とホームセンサーが設置されています。
ホームドアではありません、柵とセンサーです。
そして、定位置停止支援装置 (TASC)が導入されていますが、運転手によりブレーキ操作が優先作動する設計になっているようです。

東急池上線の沿線には、商店街で有名な戸越銀座駅、勝海舟にゆかりのある洗足池駅、池上本門寺の最寄り駅となる池上駅があり、意外と東京観光にも便利な路線です。
しかし、普段から利用していない方は、東京にお住まいでも、池上線て、どこからどこまで運転されているのか?と聞かれると、答えに苦しむのではないでしょうか?

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