100円ショップで、パウダー(パラスト)などを入れて保管するタッパーを色々と見てましたら、おっと、あるではないですか?
鉄道模型のNゲージで、レイアウトやジオラマに使えそうな「巻きダンボール」です。
着色などするだけで、ジオラマの「畑」として十分に使えそうです。
角材も畑やたんぼなどの周り部分に使えそうでしたので、念のため購入しておきました。
そのままでも使えそうでしたら、若干、色が薄いように感じましたので、土色の塗料を塗ってみることにしました。
しかし、筆で塗りますと、ベチャベチャと申しましょうか、水分が紙に浸透して、せっかくの山成りが、ベチョッと崩れる結果となり、潰れた畑のようになってしまいました。
それから、諦めていたのですが、しばらくしてからジオラマの宮澤先生の教室に通うようになりまして、巻ダンで畑を作れないのか質問してみました。
すると、結論から言えば、作れて、先生も作ったことがあると言うことです。
そして、先生のアドバイスをまとめますと、下記のような感じになります。
・100円ショップのは「薄い」ので画材屋さんなどでしっかりと厚みのある巻段ボールが良い(100円ショップので作れないわけではない)
・塗料は筆で塗るのではなく「スプレー塗料」で塗ると良い
なるほど、スプレーなのですね。
という事で、スプレー缶を別途購入しまして、スプレー塗装してみることに致しました。
100均の薄い巻ダンでしたが、先生の助言どおり、スプレーしますと、薄く塗れるため、液だれがほとんどないので、うまく行きました。
スプレー塗料は水性で良いですが「ツヤ消し」タイプが良いみたいです。
本物の畑は光っていないですので、光沢あり・つや有りだと、光ってしまうことがあります。
茶色は茶色でも、濃いめがあれば、濃いプラウンがよいでしょう。
なお、スプレー缶のボトルですが、今回、大きめの300mlを購入しました。
昔は、この手のスプレー塗料もそんなに高くはなかったのですが、たしかホームセンターで700円くらいしたと思います。
100円ショップのクラフトダンボール10枚で、300mlのほとんどを使いましたので、大きめのスプレー缶にして正解でした。
夏でしたら約1時間、冬ですと2時間くらいで乾燥するかと存じます。
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スプレーする際には、近くにストーブやタバコなど、火気厳禁です。
爆発防止ですね。
また、野外など換気が良いところで行いましょう。
ちなみに、市販品だと下記のような感じです。
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自作の場合、仕上げはお好みで、種まき前の畑でしたら、茶色のままで良いでしょうし、種まき後の季節でしたら、もっこりしている部分に緑のパウダーなどを散らしても良いでしょう。
以上、巻きダンボール・クラフトダンボールでNゲージ・ジオラマの畑を作るでした。
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