川の情景はクリアホルダーで簡単安上がりに作製?【Nゲージのジオラマ】

クリアフォルダーで川を作る

Mゲージ(鉄道模型)の情景(シーナリー)の作り方アイデアとして、今回は100円ショップで手に入る素材を中心にして「川」を作って見たいと思います。
レイアウトの「川」(かわ)の情景・水景です。
ただし、水景は意外と作業も大変ですし、水面作製素材セットや、KATOから発売されているリアリスティックウォーター(24-338)や、ウォーターエフェクト(24-339)などもありますが、それだとお金も手間も掛かります。
川のシートも良いですが、なんだかんだ言って高額になってしまいますので、今回は「格安」「激安」と言うことで、川と申しましても、100円ショップの素材を使用します。
ただし、渓流・清流と言うよりは、平らな部分(平野部)での川の情景となります。


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クリアホルダーで川を作る

今回は、よどんでいる川、要するに波立たない、水の流れが感じられない、池のような水面の河川で、直線を想定しています。
都市部にある堤防がコンクリートの護岸で、川幅一杯に水が流れている雰囲気ですね。
なお、最近の日本は豪雨による水害も多いため、決壊しないよう、堤防の幅は「厚め」にして頑丈にしております。
各地で洪水が発生して被害が生じないよう、模型ではありますが、願いも込めてみました。

川床の部分ですが、色々と悩んだ挙げく「あ手軽に」と言うことで、使用するのは100円ショップで販売されている「クリアホルダー」(クリアファイル)を使ってみました。
コピー用紙などを挟んでおく、クリアホルダーではありますが、もし、購入される場合には透明だけのよりは、5色など、色がついているクリアホルダーセットがおすすめです。

5色セットであれば「透明」以外に「青色」と「緑色」のクリアホルダーも使いみちがあります。

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青色は薄いブルーですね。
緑は薄いグリーンです。

プラスチックですので、光線がいい具合に反射します。

ただ、両方共、色合いとしては「薄い」のが難点です。
しかし、同じ色のファイルを4重などに「重ねる」と、色合いも「濃く」なったりします。

今回は、単純に緑色のファイルを使用しました。

クリアホルダーで川を簡単製作(Nゲージのジオラマ)

背景のシートを、暗めの色にすれば「ドブ川」のような雰囲気にもできますが、汚いのは、あまり好きではありません。
下記のように背景色が白の状態ですと、川の色が、沖縄の川の河口のような、とてもキレイな感じの色になり、まさに南国の海辺に近い川です。

クリアホルダーで川を簡単製作(鉄道模型のジオラマ)

しかし、工夫次第で、色々な色合いにと変化を加えることができるのも、この簡単な川づくりの特徴です。


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ファイルの特色を活かす

クリアホルダーですので「用紙」を挟めます。
色々と色がついた用紙を「挟んで」みることで、川底を演出するようなこともできます。
手軽な用紙でOKですので、色々なアレンジもできます。
微妙な色合いは、折り紙でも良いですし、パソコンで作ったカラーや模様などを、プリンターで印刷して用紙を挟んでも良いでしょう。

今回は、浅めの川底という事で、石垣のような模様の情景シートを、カラーコピーして用紙に印刷して、挟んでみました。
下記写真の上が、印刷前の本物で、下記部分が印刷したペラペラの用紙部分です。

簡単な川底制作(ジオラマ)

挟んだ上には、3重ほど緑色のファイルで覆っていますので、若干ですが、川の水(水深)も少しあるような雰囲気も、出ているかと存じます。

このように、底の部分の色を変更することで、色々な色合いに調整もできるので、かなり便利です。
今回は、緑色のホルダーを使用していますが、底の部分に色をつければ、透明ホルダーでも、水面が透明感ある水景になるかと存じます。

川を安く簡単に作るジオラマ

私の場合、分割式モジュールのつなぎ目(接続部分)に川をセットしていて、挟んでいる用紙は、自由に変更(差し替え)もできるようにしています。
両面テープで、クリアホルダーをボードに固定すれば、脱着もできてしまいますしね。

もちろん、川だけでなく、池や、水路・水堀など、あまり水の流れがない情景には色々と応用が効きそうです。
サンゴ礁で波が静かな沖縄の浜辺をイメージしても、行けるのではと存じますので、プラモデルの戦艦がトラック諸島に停泊しているような情景にも向いていると思います。
当方は、Nゲージへの適用ですが・・・。

Nゲージの川を簡単に作る

クリアホルダーじたいも、100円ショップではなく、東急ハンズやアマゾンなどでは、色がもちょっと濃いタイプや、透明度が高いタイプなど色々あります。
今度は、もっと色が濃さそうなのを試してみたいところです。

以上、100円ショップで手に入る素材で、川を作るでした。
下記の記事は実際にクリアホルダーの川を用いているレイアウト・ジオラマの部分です。

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