相模原鉄道模型クラブにおける、集合式レイアウト・モジュール(Nゲージ)を「見本」として2019年に作ってみました。
その際、忙しくて内容公開できていなかったため、当時を思い出しながら記載致します。
まず、モジュール(ジオラマ)の土台となる、レイアウトボードですが、サイズは、60cm X 30cm 高さ約4cmになります。
このサイズがクラブの標準でして、トミックスのレイアウトボード(コンビネーションA)も、ほぼ同じ大きさですので、市販品も使えます。
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ボードを自作する場合、材料費(木材)は、約400円~600円くらいです。
しかし、角材をカットする「ノコギリ」や「ネジ」などもないと、作れないため、そのような「工具類」もそろえると出費がかさみます。
よって、上記の市販品を購入したほうが、安いケースもありますので、そのあたりは、作る際に見極めてみてください。
クラブと同じボードを自作する場合には、クラブの集合式モジュール説明も、ご参考頂けますと幸いです。
単なる板ですと、湿気を吸って、やがて、反ってしまいます。
特に日本は湿度が高いので、高級な木材でも、基本的には反ります。
そのため、角材などで、補強して、反りを軽減するのが一般的です。
実際には補強しても少し反るのですが、補強していれば、Nゲージの走行に支障が出るような、反り方にはなりにくいと言えます。
よって、角材で、底面を補強したほうが良いので、トミックスの市販品も補強されています。
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と言う事で、まずは、ボードを準備するところから始まります。
ボードが用意できたら、クラブの集合式モジュールの説明にあるとおり、基本的にはトミックスの複線レールでの、レールを配置します。
レールは、両面テープで貼り付けるのが一般的です。
両面テープの幅が「1.5cm」(15mm)程度の薄い両面テープがお勧めとなります。
例えば下記の物ですね。
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コーナン・カインズホームなどのホームセンターで購入できますが、できれば「はがせるタイプ」ですと、レールを取り除くことになった際に、テープの跡が残りにくいです。
なお、厚みがある両面テープにしますと、レールの高さが高くなってしまいますので、上記のように、厚さ0.16mmなど、薄いのが良いです。
小さな釘で打ち込むこともできますが、釘の場合、抜けてしまう恐れがありますので、注意が必要です。
最悪、釘が浮き出ますと、車両のスカート部分が破損する恐れもあります。
1枚のボードだけでは困難ですが、2枚、3枚と繋げる構想であれば、ポイントをつけて待避線を儲けたり、途中をカーブにしても良いでしょうし、勾配をもうけても良いでしょう。
あまりジオラマを作ったことが無いと言う場合には、試しに単純な野原の情景にしても良いでしょう、
そのあたりは、アイデア次第ですので、インターネット上にある、さまざまなジオラマの写真類を見て、色々と研究してみると良いです。
今回、当方では、単に水田などでは寂しいと思いましたので、対面式の駅にて、昭和の設定にしてみました。
道路は、そのまま、板に、色を塗っても良いです。
ただし、今回は、踏切の板の高さに合わせると言う意味もあり、厚さ1mmのプラバンを使用しています。
例えば、タミヤの下記のプラバンセットなどですね。
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大きな模型店や東急ハンズなどに行くと、売っていると思います。
そのプラバンに、アスファルトに使い塗料にて塗装しました。
そして、乾いてから、両面テープで貼り付けています。
道路の白線ですが、私の場合は、下記の細いテープを使用しています。
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Nゲージの場合、1/150スケールですので、1mmだと、現実的には約15cmになります。
よって、路側帯の線や、センターラインは、1mmのテープが最適です。
テープですので、比較的、まっすぐに張りやすいです。
ちょっとしたカーブでも、曲線にて貼れるので重宝します。
停止線など太い部分や、横断歩道には、3mmのテープを使用しています。
テープは、細さや色が、いろいろありますので、購入時には注意が必要です。
1mmの黄色を買えば、追い越し禁止のセンターラインになります。
なお、トミックスのコンビネーションボードを使った場合、付属の黒いゴム足を付けて高さが約3.8cmになりますので、それにクラブで用意したゴム足をさらに付け足すことで、約4cmの高さに調整します。
そのクラブのゴム足は高田が準備していますので、運転会などでお声がけ願います。
実際にモジュールにゴム足をつけて、高さ調整致します。
下記は最新の進捗状況です。
分割式ジオラマ工事リスト | 進捗率 | cm | 特徴など |
---|---|---|---|
河川に鉄橋モジュール | 完成 | 60x30 | 通過複線・鉄橋 |
ガーダー橋モジュール | 完成 | 60x30 | 通過複線・鉄橋 |
B)車両基地モジュール3分割 | 仮完成 | 300x60 | 通過5線・操車場 |
B)300cm増設ボード | 仮完成 | 300x30 | 通過5線・車庫線 |
B)車両基地コーナーA B)車両基地コーナーB | 70% | 45x45 45x45 | 通過5線・車庫線1 |
B)車両基地コーナーC B)車両基地コーナーD | 仮完成 | 45x45 45x45 | 通過5線 |
A)転車台モジュール3分割 | 仮完成 | 180x90 | 通過6線・単線など |
A)↑転車台増設180cm 転車台左コーナー | 仮完成 | 210x30 30x90 | 通過6線・車庫線 |
A)コーナー 120cm | 完成 | 橋脚式 | 大回り180度複線 |
A)転車台右コーナー | 仮完成 | 30x90 | A)単独運用・共用 |
B)ミニ遊園地線 | 仮完成 | 空白部 | 遊園地線単独 |
築堤 じか敷き 3セット | 70% | 60x30 | 通過複線 3セット |
軽便鉄道ナローゲージ80 | 仮完成 | 60x45 | 単独・単線 |
平行差30cmずらし堤 | 仮運用 | 変則60 | 複線 |
自動往復単線 | 完成 | 185x10 | 単線往復・鉄橋 |
廃止モジュール (廃 線) | -- | 16ボード | 運用終了 |
背景シート「無料配布あり」ジオラマやNゲージ鉄道模型レイアウト用 |
・バスコレ走行システム ジオラマに組み込むことを検討【Nゲージ敷設工事51】
・車両基地ジオラマ 分割式モジュール計画(2)【Nゲージ敷設工事50】
・車両基地ジオラマ 分割式モジュール計画(1)【Nゲージ敷設工事49】
・鉄橋を大きな河川に「簡単」モジュール 長さ60cm 【Nゲージ敷設工事48】
・TOMIX1633 ターンテーブル TCS電動ターンテーブルⅡ N-AT212-15(F)【Nゲージ敷設工事47】
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