ミニ遊園地線「空白地帯隠しジオラマ2」仮完成【Nゲージ敷設工事71】

ミニ遊園地線「空白地帯隠しジオラマ2」

相模原鉄道模型クラブの運転会向け分割式ジオラマにおける空白地帯隠しジオラマの部分ですが、厚さ1cmのスチレンボードにて「ミニ遊園地線」も追加制作致しまして、空白地帯は「大池のジオラマ」と「ミニ遊園地線ジオラマ」と、2種類体制を整えることに致しました。
これは、スペースが縮小した関係で断念していた「遊園地線」の駅舎やミニカーブレールなどの設備を少しでも生かし、お子様向けの運転体験を可能とする部分も、やはり、あったほうが良いだろうと言う判断からとなります。
具体的には、下記のような構成で、分割式ボードの空白部分に、取り外し可能な「大池」のところを、簡単に「ミニ遊園地線」(単線)をセットできるようにするものです。
余っているレールを使用しますので、レールに関しては、追加投資はありません。

ミニ遊園地線

1周の長さは、約1m24cmと小さな単線周回路線(非電化)となり、Nゲージ機関車トーマスや、チビロコなどの走行専用にする予定です。

ボードの大きさとしては、手ごろな大きさですので、カバンに入れて、ジオラマ教室に持参し、作業もできそうです。
<注釈> 毎回、ジオラマ教室でも、何を作業しようか?、思案するのが大変なので、当面、このミニ遊園地線の作業で行けそうです。



当初、ミニ遊園地線と名付けているとおり、スペースが狭く直線設置場所が限られるため、ポイントなど、余計なものは無理かなと考えていました。
しかし、ミニ・ポイントが1個余っていましたので、無理やり入れています。
走行車両はBトレ級1~3両編成の3列車ほどを想定しているため、そのまま入れ替えできる状態ではありませんが「静態展示」の線路を、別途1本、用意したいと思っています。

なお、少し、手を込んだ作りにするため、以前制作した、ナローゲージ80ジオラマと同じように、レールは地面に「埋める」形にして、地面とレールを、出来る限り「フラット」(平面)の状態にすることに決しました。
隙間には、あとで、バラストを撒いて、固定させます。

ミニ遊園地線

地面のボードは、コーナンで販売していた「スチレンボード」(ザ・スリム)で、底が厚さ7mmの板、レールの部分をくり抜いたのは、厚さ4mmの板です。
本来であれば、直接、テーブルなどに置くジオラマの場合、スチレンボードやスタロフォームは、厚さが最低40mm(4cm)以上あったほうが、そのジオラマを長く使えます。
土台が薄いと、長期保管している間などに、しなったり、曲がったりと、強度が弱いです。
今回は、直接、テーブルなどに置かず、ジオラマボードの「空きスペース」にセットする、ミニ遊園地線ですので、土台をあえて、薄くしています。



4mmの板は、レールをくり抜くためです。
レイアウトを組んだレールを借セットして、そのレール脇をボールペンでなぞり、線路の部分を「カッター」でカットして抜きました。
カッターは、いつも黒刃カッターを使用していていますが、刃は、もったいない精神を忘れて、少しでも切れ味が落ちれば、新品の刃に交換して使うのが、うまく、カットするコツです。
TOMIXレールの場合、高さが5mmほどですので、4mmのスチレンを使用することで、ちょうど、うまい具合に、レールが僅かに、地面から出ている感じにできます。
ただ、大規模なジオラマになりますと、くり抜く作業が時間かかるため、このような小さなレイアウトでは、お勧めとなります。
そして、仮の試運転で、問題なければ、底のスチレンと、レールをくり抜いたスチレンを「ボンド」で接着させましょう。
塗装した際も同じですが「乾燥」させる際には、ボードを平面においてください。
平面に置かないと、ボードがシナってしまう(反る・曲がる)と言う、不都合が発生しやすくなります。

配線がある場合には、先に穴をあけたほうが良い場合がありますので、状況を確認してください。
穴は、少し太めの、塗装用の「筆」の持つ方を、グイッと指すと、スチレンやスタイロは、簡単に、丸い穴が開きます。
今回、このミニ遊園地線の下は、空間があるため、考慮しませんでしたが、配線がボードの下に抜けた場合には、ボードの平行が失われないように、対策も必要となります。

私の場合、この同じスチレンボードの10mm(1cm)を買って「スノコ」のように、幅10cm程度の細長い板へとカットし、底面に貼って、配線が、そのすき間を通るようにして、ボードの水平を維持することが多いです。
相模原鉄道模型クラブの運転会規格用ボードを作る場合には、厚さ3cmのスタイロにして、底に厚さ1cmのスチレンをかませるとベストです。



ジオラマには「水面」(川・海・池など)は、必ずあったほうが、見ている人は、気持ちが落ち着くものです。
と、ジオラマ教室の先生がよく申し上げておりますが、ほんと、その通りだと存じます。
そのため「池」をセット致します。
その池も、線路同様に、埋めた感じにして高低差を低く出し、よく遊園地や公園にある「池」に似た感じにしようかな?と考えています。
釣り堀でも良いかとは思いますので、多少の設定変更は、今後、出る可能性がありますが・・。

ミニ遊園地線

パラストを撒いて、周りの緑も撒いて、レールに付着していてる塗装・接着剤を取り除くために、丁寧に研磨しました。
そして、テスト走行の結果、低速でも問題なく走行することを確認致しました。
更に、多少の草木を配置して、これで、運転会では稼働することができる「仮完成」となっています。
仮完成させないと、他のモジュールとの保管上の観点で、問題が生じて、次の制作に進めないため、かなり、急ぎで作ってしまいました。

ミニ遊園地線「空白地帯隠しジオラマ2」

また、いつも仮完成などと、エラそうなことを申しておりますが、更に細かな情景を追加したりすることがありますので、ジオラマ作りにおいて、実際に「完成」となることは、ないのかな?と、最近は感じております。



このミニ遊園地線が完成しますと、先に一生懸命作った「大池」(下記)は、不要だったと言う事にも、なりかねませんが、まぁ、バリエーションが複数あると言う事で、いつも、設置した状態が、マンネリ化しないとご理解賜りますと幸いです。

空白地帯隠しジオラマ

<注釈> 上記の大池と、ミニ遊園地線は、交換(差し替え)できる状態になっています。

しかし、ジオラマ作りで、私の悪い所と申しましょうか、設計変更が多く、非常によろしくありません。
あとから、何度も変更が生じますと、無駄な出費や、無駄な時間も多くなってしまいます。
最初の段階で、品質が良い状態の設計にできるように、精進しなければならいと思う、この頃です。

別件ですが、2019年国際鉄道模型コンベンションに出展した、下記の10分割ジオラマ (180cm x 120cm) は「廃線」とすることに決定致しました。

宇都井駅があるジオラマ

前回の展示から、もう1年6ヶ月以上、出番が無くなっています。
設営に2時間程度要するのと、山があるため、かさばり、クルマへの搭載がギリギリの容量であるため、使い勝手も悪いです。
そのため、購入する奇特な方がいればと、販売も視野に入れていましたが、新型コロナの影響で、レンタルも不振なことから、ただ、保管しているだけという事もあり「廃線」(廃棄)することに致しました。
建物やレールは、一部、再利用する予定ですが、レイアウトの80%は「廃棄」となり、粗大ゴミを出しに行く予定です。
最後に、動画撮影を兼ねた「さよなら運転会」でも、開催しようかな?とも考えましたが、皆様も、そんなご希望は無いでしょうし、廃線となります。

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