東武博物館(とうぶはくぶつかん)は、東京都墨田区東向島にあり、東武鉄道に関する資料・車両などを展示している鉄道保存展示の博物館となります。
東武鉄道にて、実際に運行されていた蒸気機関車や電気機関車、電車やバスの展示から、電車の運転シミュレーター、バスの運転シミュレータ、鉄道模型のジオラマなどが展示されています。
入館しますと、最初に、東武鉄道開業時の蒸気機関車であるB1形5号蒸気機関車が目に入ります。
1898年(明治31年)にイギリスから輸入されたSLです。
このB1形SLは、静態保存ですが、車輪が動くパフォーマンスを1日4回程度実施されています。
公式動画で、その様子が公開されていましたので、共有表示させて頂きます。
下記は東武5700系5701号電車です。
デハ1形5号電車は、東武鉄道が大正10年に、浅草~西新井間を始めて電化した際に導入された電車です。
ED5015号電気機関車は、1984年1月に東上線で貨物列車廃止となり、使われなくなりました。
キャブオーバーバスは、昭和26年から昭和40年頃まで活躍した路線バスです。
日光線の特急として導入された、東武5700系5703号電車です。
奥の方には関東をイメージしたHOゲージのジオラマがあり、1日5回ほど運転(パノラマショー)も行われます。
ジオラマの様子は、動画でも撮影してみましたので、よければご覧ください。
あと、別途、Nゲージのスケールでのジオラマもありました。
動いてはいませんでしたが・・。
下記は珍しい、バスの運転が体験できるバス運転シュミレーターです。
東武博物館への交通アクセスですが、東武・伊勢崎線の東向島駅で下車して徒歩1分となります。
東武線の高架下が博物館になっていると言う印象です。
基本的に屋内施設ですので、雨の日でも楽しめます。
開館時間は朝10時~16時30分(入館は16時まで)
休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)と年末年始の12月29日~1月3日です。
入館料金は大人200円、子供(4歳から中学生まで)100円になっています。
東京スカイツリーからも1駅か2駅ですので、ぜひ、セットでどうぞ。
なお、東武鉄道の博物館がある東向島は、伊勢崎線に浅草駅から乗車した場合には、各駅停車に乗るしかありません。
ただし、隣に押上駅(おしあげえき)があり、押上には、京成電鉄の押上線・都営地下鉄の浅草線、東武の伊勢崎線・東京メトロの半蔵門線が乗り入れしています。
その半蔵門線の一部列車は直通があり、乗り換えずに東向島駅に行ける場合があります。
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