キハ220系気動車は、JR九州にて運用されている、地方路線用の大型気動車です。
最初はキハ200形として1991年に登場しました。
キハ66形・キハ67形の後継として製造されたと言う感じだそうです。
20m車体で基本的には2両編成ですが、キハ200形1100番台や、キハ220形1100番台は両運転台となっています。
最高速度は110lm/h出せますので「快速」として運用されるケースもあります。
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肥薩線では、1997年から製造されている通常キハ220形が、八代駅~吉松駅間にて運用されています。
この記事にある車両は人吉駅にて撮影したもので、熊本車両センター所属です。
座席は転換クロスシートで、単行・増結対応しており、ワンマン運転も可能です。
ギアの変速が低めなので、山岳路線にも適応しています。
下記は、鉄道模型Nゲージ用に、グリーンマックスから発売されているキハ220形です。
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2020年7月4日、集中豪雨により球磨川(くま-がわ)が上流から下流までの全域にて氾濫し、人吉の街中も大きな被害となりました。
肥薩線では線路や駅の冠水だけでなく、球磨川第一橋梁(一部流失)、球磨川第二橋梁(全流失)(いずれも近代化産業遺産群)と、大きな被害となりましたので、復旧には数年単位の時間が掛かるものと推測します。
普段でしたら、球磨川の清流が独特の青さで、風光明媚な山間を抜けていく肥薩線ですが、SL人吉号だけでなく、いさぶろう・しんぺい号、かわせみ やませみ号などの特急も、当面運転ができないことでしょう。
令和になってから、更に災害・感染病など、とても試練を与えられており、人吉の被害も心が痛みます。
被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と、みなさまのご健康をお祈り申しあげます。
<追記> 肥薩線復旧の方針が固まった。復旧費用は235億円の予定。(約9割は公費負担)
・SL人吉の魅力 損をしない乗車方法「SL人吉攻略法」予約方法も
・人吉転車台 (人吉ターンテーブル) SL人吉の方向転換見学方法と時間など
・人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868
・くま川鉄道 熊本・人吉のローカル線なのに乗車率130%?
・南阿蘇鉄道「トロッコ列車」
・8600形蒸気機関車48647 高千穂鉄道TR-300形気動車
・青井阿蘇神社 飛鳥時代に創建された歴史ある人吉の神社
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