蒸気機関車D51-370 秋田市「土崎街区公園」で静態保存

国鉄D51形蒸気機関車370号

秋田県秋田市の土崎街区公園に静態保存されている国鉄D51形蒸気機関車370号です。

鉄道省が設計製造したテンダー式蒸気機関車で、D51は馬力があったため、主に貨物列車をけん引しました。
なお、ご承知のとおり、D51は「デゴイチ」の愛称でも知られます。
貨物用SLとして太平洋戦争中に大量生産され、D51は合計1100両を越えるため、日本全国で、かなりの台数が保存・展示されています。


スポンサーリンク



土崎のD51 370は、1940年(昭和15年)に日立製作所・笠戸工場で製造されたD51の標準形です。

国鉄D51形蒸気機関車370号

最初は国鉄の新潟局に配属されたようですが、太平洋戦争で資料が焼失しており、正確なところは不明です。
戦後、1948年7月には酒田で管理されました。
1955年には山形で、1968年4月からは新庄に転属になっています。
その後、1972年3月31日に秋田に回送され廃車となりました。


スポンサーリンク



戦国時代まで秋田で一番栄えていたであろう、出羽・湊城の城跡が、土崎街区公園になっており、その公園にD51形370号が野外で保存されています。
正直な印象としては、雨ざらしですので、塗装も劣化しており、かなり傷んでいます。
もちろん、定期的に修繕できると良いのでしょうが、そのためには、何十万円・何百万円と言う費用が掛かるのも現実です。
例えば、ふるさと納税などで、その費用が当たられたりできると良いかと存じますが、末永く、後世に残ることを祈りつつ、記事としてご紹介させて頂きました。

展示場所は下記の地図ポイント地点です。

JRグループの「最高標高地点」と普通鉄道での「日本最高標高」の駅「野辺山駅」
SL蒸気機関車C56-144「小諸」懐古園にあり
C57 119号・南海電鉄・和歌山軌道線のモハ321形
衣笠鉄道「第1号形」蒸気機関車 衣笠鉄道記念館
相模原「鹿沼公園」にある蒸気機関車D52形 SLのブレーキ開放音など
新津鉄道資料館 新幹線とSLが並んでいる鉄道博物館
青梅鉄道公園 貴重な蒸気機関車がたくさん展示されている
水郡線 常陸大子駅のキハE130系気動車
大宮の鉄道博物館~攻略法と駐車場

報告する
スポンサーリンク
スポンサーリンク

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。