池と川と山肌と地面作り(2) 80%完成 Nゲージのジオラマ作成【Nゲージ敷設工事41】

Nゲージのジオラマ作成

JAM国際鉄道模型コンベンションへ出展予定のジオラマ作成ですが、現時点で、進捗度80%といった感じです。
まだ、細かいところは、塗りが必要だったり、更にパウダー撒きを行わなくてはならないところが、たくさんあるのですが、第40回目の製作報告を記念して、全体像の途中経過も含めて、掲載させて頂きます。

2つある山のひとつには、湧き水が湧く泉と、滝があり、滝周りからは、左わきに、丘に登って行ける散策路(坂道)を設けています。
実際に人間の目でジオラマを見る限りは、違和感は少ないのですが、その坂道のインパクトが強すぎて、写真だと、滝が引き立ちません。

滝のジオラマ製作中

出来る限り、坂道をなだらかにするため、レイアウト上、滝つぼの左から人が歩ける坂道をもうけたのですが、滝は、滝だけにして、余計なものを離したほうがよかったと少し公開しています。
そのため、坂道をあまり目立たなくするよう、今後、茂みを強化して、滝がより引き立つようにしようと考えています。
下記が80%感性段階での滝周りです。

Nゲージ・ジオラマの滝

ただ、カメラ撮影位置が悪いのか?、写真だと滝に見えないのが難点です。
垂直ではなく、傾斜がある滝にしたため、ハッキリせず、そのような意味では失敗したかも知れません。

動画でしたら「あっ、滝だ」とお分かりいただけるかと存じますので、よければ、下記も合わせてご確認頂けますと幸いです。

なお、落差がある滝の下にも、堰堤と申しましょうか、人工の滝をセットしました。

 Nゲージのジオラマ

分割式ジオラマですので、つなぎ目をどのようにして、あまりわかりにくくするのか?と言う部分にも配慮して作っています。
この人工の堰堤下の滝壺部分は、つなぎ目になっていますが、少しは、わかりにくくなっているかと存じます。

あと、落差がある滝の上流には、湧き水(湧水)がある言う設定にしています。
滝を作る以上、水源が必要であろうと、かなり無理やりです。

鉄道ジオラマ「泉」

なお、湧き水の湧水ですので、とにかく、キレイさを出したく思いました。
しかし、透明では、よく、わからないのですよね。
そのため、あえて水色にしました。
綺麗な水にと、少し極端ですが、池の青さはだいぶ出せたと思います。

水色のプラバンを貼って、そのうえからグロスポリマーメディウムを10層くらい、乾燥させては塗ってを繰り返ししました。
これで、若干ですが「深み」と「光沢」も出せたと思います。

滝があるジオラマNゲージ

滝はやはり、無色透明のグロスポリマーメディウムでは、透明すぎるので、ジェルメディウムなども塗っていますが、それでも、滝だとわかりにくいです。
そのため、今後は、青色や白色を着色してみるかもしれません。
あと、滝の周りの岩も、更に色を塗って、ゴツゴツ感を強くしたいと考えています。

ちなみに、滝の左側には、泉と高台の温泉へと歩いて登る「遊歩道」を、山の斜面に設置してあります。
下記の写真をご覧頂けますと、わかるかと存じますが、滝つぼ脇には「階段」も表現しています。

滝があるジオラマNゲージ

ただ、ハイキングコースとしては、直線的過ぎたのがアダとなっていますが、まぁ、良しとします。

あと、滝つぼや池・川周りには小石を置いて、岩を再現しています。
下記は真上から撮影した画像です。

渓流があるNゲージのジオラマ

川筋は、木々に隠れてわからないくらい細くし、川の脇にも小石を配していますが、山の中ですので、川はあまりよく見えないくらい、森林風にしました。

ジオラマ「池」Nゲージ

川や滝の周りに敷いた「小石」は、市販品を使用しています。
石やジャリくらい、どこや川岸にでも取りに行けばと言うご意見が多いと存じますが、その取りに行く交通費(ガソリン代)・人件費(自分がその分仕事できない時給)として考えますと、売られている石を買った方が安いと判断しています。
適当な川までいくのに往復40分くらいかかるもので・・。
今回は、100円ショップに行ったついでに、水槽(観賞魚)用の底砂利で小さいのがありましたので、採用してみました。

更に高台には「秘湯」と言える温泉を設置しています。

秘湯温泉があるジオラマ(Nゲージ)

火山ではないので、汲み上げの源泉櫓もあります。

温泉をジオラマに設置(Nゲージ)

建物は内湯で男女別ですが、外にある露天風呂はひとつだけで混浴と言う設定です。
五能線沿いの温泉のようにすぐ脇に線路があり、露天風呂に浸かりながら、横を走る鉄道も見えると言う状況にしています。

秘湯温泉があるジオラマ(Nゲージ)

もちろん、高台ですので、展望も良いでしょうと言う事です。
内湯は男女別なのですが、スペースの関係で露天風呂は「混浴」になっていますので、ご了承願います。
現時点で唯一セットした人形も露天風呂近くで立っておられます。

露天風呂ジオラマNゲージ

しかし、山には大量にテラプランツ(旧名:フォーリッジ・クラスター)が必要でして、通販では手に入りにくくなってきたと申しましょうか、値引きしているのは品切れで定価売りが残っていると言う感じです。
材料費が高くなるのはやはり問題でして、このあたりも、苦労する部分です。

Nゲージのジオラマ作成

露天風呂の脇に三江線を走らせてみました。

露天風呂と三江線

以上、まだ製作途中ですが、山の片方側(小田原城がないほう)の製作報告でした。
まぁ、とても狭い谷間ですので、なんちゃって宇都井駅周辺と言う感じです。

Nゲージのジオラマ作成

滝と言えば、どうして、水の流れは「静止状態」です。
しかし、今は、ハイテクの世の中ですので、これをなんとか、水が流れている風に見せかけることができないかと考えています。
本物のウォーターを流すのは無理があるとしても、例えば、使っていないスマホを、スポッと、裏から埋め込めると言うか、当てるような形で、滝周りを作って、滝の映像を流すことで、滝を再現してみたいなと考えています。
もちろん、今は、ジオラマを作るだけで、精一杯ですので、数年後など、余裕がある時に、再現することにチャレンジしてみたいなと、漠然と思っているにすぎませんが・・。


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本当は、飛行機を飛ばしたいな?なんてことも、考えているのですが、そもそも、1/150スケールの航空機モデルがあまりないので、難しいです。
1/200~1/300の飛行機があれば、空で吊るすなどして、飛んでいる風に見せかけれるとおもしろいそうなのですが・・。

また、反対側の山も撮影できましたら、ご紹介させて頂きます。
なお、このジオラマは3月のクラブ運転会でも持ち込みさせて頂く予定です。

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