蒸気機関車「ケ91」の解説【国鉄ケ90形蒸気機関車】東濃鉄道A形2号

蒸気機関車「ケ91」

蒸気機関車「ケ91」は、静岡県浜松市中区東伊場の「堀留ポッポ道」にて静態展示されているSLです。
まず堀留ポッポ道と言うのはかつて、浜松駅から国鉄浜松工場(JR浜松工場)を結ぶ線路跡を整備して遊歩道(公園)にしたところになっています。

堀留ポッポ道

そこに、この「ケ91」が静態展示されているのですが、形式としては国鉄ケ90形蒸気機関車となります。

国鉄ケ90形蒸気機関車

国鉄ケ90形蒸気機関車は、1918年(大正7年)に大日本軌道鉄工部(雨宮製作所)で製造されたSLです。
雨宮での標準的なBタンク機と言えるでしょう。


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岐阜県の多治見駅から御嵩駅まで11.5kmを結んだ軽便鉄道・東濃鉄道(とうのうてつどう)の最初の蒸気機関車(A型)として2両だけ製造された国産車です。
総重量は6トンとの事ですので、D51の125トンと比較してもかなり軽い(小型)なのが分かります。

国鉄ケ90形蒸気機関車

その後、1926年(大正15年)に、線路が買収されて国有化になった際に、2両の蒸気機関車も国鉄にわたり、国鉄ケ90形蒸気機関車と定められました。
そのうちの1両であるケ91号が展示されている次第です。

国鉄ケ90形蒸気機関車

残っていた東美鉄道の路線は、のちに名古屋鉄道に合併されました。


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国鉄所有になったケ90形は、国鉄の太多線(たいたせん)での改軌工事・資材運搬などに使用されたあと、浜松工場にて保管され、1930年(昭和5年)に廃車となりました。
ケ90号は、執筆時点でJR東海のリニア・鉄道館に移設されています。
ケ91号は、現在はここ浜松に戻されています。

交通アクセス

堀留ポッポ道への行き方ですが、場所などは、当方のオリジナル地図「名古屋・北陸方面」にてポイントしております。
オリジナル地図「名古屋・北陸」方面
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)

駐車場はありませんでしたので、近くのコインパーキング利用となります。
ちょっと足を延ばせば、東海道新幹線の「踏切」がある浜松工場も近いです。(今回は清水に行く用事があり時間がなく断念)


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