鉄道模型Nゲージにて、立体構造の大型の駅を再現できる、高架複線階層駅セット(レールパターンHB-B)がようやく届きました。
2018年9月26日に新発売された、トミックスのレールセット「高架複線階層駅セット」(レールパターンHB-B)品番91043になります。
これで、ジオラマ制作に必要なものが、ほぼすべて揃いましたので、全体的に制作を開始できるようになりました。
特徴としては、この高架複線階層駅セットは、単品では市販されていないため、このセットでないと、揃えるのが困難です。
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ただ、ジオラマとして欠点があります。
駅舎をホームに接続できないんですよね。
このように、1階と2階に分かれている駅のホームは、現実的には少ないです。
1階が駅で、2階と3階にホームがある立体ホームは実際の鉄道でも多くあります。
しかし、1階ホームと2階ホームが平行してあると言うのは、リアル的にはあまりみかけないです。
本当にこうなっていると、乗り換えが不便ですのでね。
けれども、限られたスペースで組む鉄道模型としては、レイアウトを組みやすいですので、歓迎したいところです。
実際問題、この高架複線階層駅セットに、繋げられる駅舎が無いのです。
そのため、もし、駅舎を繋げるとしたら、連絡通路を3階部分にして、真横に駅ビルでも建てておかないと、おかしくなります。
当方のレイアウトの場合、この階層駅の周りには、あまりスペースに余裕がないため難しそうです。
もしくは、ちょっと妥協して、地下鉄駅のように、地下に駅(改札)があると言うことにして、脇の地上に、出入り口だけ設置しておくと言う事ですが、それだとちょっと寂しいですよね。
よって、当方のジオラマでは、駅ホームの真横に、小さめのビルを置くことにして、そのビルを駅ビルと見せかけるようにしました。
そして、改札口から地下通路でホームに出れていると言う想定です。
もう、これしかないと言う選択になっています。
できたら、トミックスさんには、このように、駅舎の部分まで考慮した設計にして頂けるとありがたかったのですが、その点は少し残念に思います。
このTOMIX91043高架複線階層駅セット(レールパターンHB-B)ですが、発売日の翌日には、既に、楽天、Yahoo!ショッピングでは「取り寄せ」だけになっており、ほぼ完売状態です。
Amazonではまだありましたが、このように、もしかしたら、今後、売れ切れ必須かも知れません。
売れ切れてしまいますと、再生産まで、手に入りにくくなりますので、どうしようか迷っている場合には、あったら、今のうちに購入されると、良いかも知れません。
なお、今回の設計では、複線の高架線は高架のままにする予定です。
ただし、1線は途中から分かれて、更に上昇させて宇都井駅に入り、降下させると、複線のもう一方に接続させます。
よって、相互方向で行き違いできる複線ではなく、複線を使用した単線扱いになります。
1階部分(地上部分)は、相互行き違いできる、単純な複線(上下線)です。
要するに、コントローラーは3個必要なケースですね。
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最初は、1階(地上)からも上げて高架にとも考えましたが、宇都井駅の高さまで、更に勾配を上げて行くとなると、かなりの距離が必要となります。
また、走行できる列車も宇都井駅はもともと短い編成(2両)向けですので、このように線路は上下分離しました。
これから本格製作となりますと、また、新たな問題も発生してくると予想していますが、適時、進捗状況も掲載致しますので、引き続きご覧頂けますと幸に存じます。
・宇都井駅(三江線)をジオラマにセット作業(1)【Nゲージ敷設工事32】
・分割式レイアウト「ジオラマ」本格製作開始【Nゲージ敷設工事34】
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