土佐くろしお鉄道「中村線」四万十くろしおライン

土佐くろしお鉄道

土佐くろしお鉄道「中村線」は、高知県の窪川駅から中村駅を結ぶ、第三セクター方式の鉄道です。
特に川奥信号場から荷稲駅の間はループ線があることでも知られます。

もともとは国鉄・中村線として、1963年(昭和38年)に窪川駅~土佐佐賀駅が部分開業しましたが、5年後には赤字路線として指定を受けています。
1970年(昭和45年)に中村駅まで伸びて全線開業しました。
1987年4月、国鉄からJR四国に中村線が移管されましたが、この段階ではまだJR四国の鉄道路線でした。


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更に中村駅から先の宿毛駅まで工事も始まっていたのが、国鉄の赤字により工事が中断しており、この宿毛線と阿佐西線(阿佐線、ごめん・なはり線)を引き受けるために、三セクの土佐くろしお鉄道が設立されたという事になります。
そして、1988年4月から、JR中村線が、土佐くろしお鉄道(TKT)に移管されました。
宿毛線は、1997年(平成9年)に開通したため、単線ではありますが、踏切は1箇所だけで、平地は高架になっている新しい線路です。

ただ、終点の宿毛駅も高架駅なのですが、2005年3月2日に岡山駅発の特急南風17号が、速度113km/hで進入し、高架駅の駅舎に激突する事故を起こし、運転士が死亡しました。
ATS-SSが作動して非常制動が掛かったものの、そのATSの位置が駅に近すぎたことから、時速95kmで衝突したとされています。


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四万十くろしおラインの愛称は2015年から使われています。

JR四国の土讃線・土佐くろしお鉄道を走行するアンパンマン列車1号「グリーン」あしずり3号です。
2007 + 2212 + 2104の3両編成になっています。

JR四国の土讃線・土佐くろしお鉄道を走行するJR四国M2000系(2000系気動車)、特急あしずり8号です。

JR四国の所有車と土佐くろしお鉄道の所有車が、それぞれ中村線や宿毛線を走っているので、わかりにくいです。
間違っていましたら、ご指摘賜りますと幸いです。

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