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高千穂にあるトンネルの駅「神楽酒造」(宮崎県西臼杵郡高千穂町)にて、SL8620型と、高千穂鉄道TR-300形の展示が行われており、無料で見学可能です。
8620形蒸気機関車 48647
8620形蒸気機関車は、日本で初めて大量生産された国産の旅客列車牽引用テンダー式蒸気機関車で。通称は「ハチロク」として親しまれました。
トンネルの駅・神楽酒造にて静態展示されているのは、48647で、大正時代のSLです。
JR高千穂線として整備されつつも未開通となった区間のスペースが活用されています。
8620形が製造開始されたのは明治末期からで、当初は高速走行できる急行用のSLとして開発され、最終型では最高時速95kmをマークしています。
また、最小半径は80mほどと、急カーブが多い山岳路線でも運用でき、車輪が空転しにくかったため勾配があるローカル線など幅広く運用が可能でした。
そのため、全部で672両も製造され、日本にて蒸気機関車の運用が終るころでも現役の車両が多かったとのことです。
トップナンバーの8620は、青梅鉄道公園にて展示されています。
また、8630が京都鉄道博物館(旧梅小路蒸気機関車館)にて動態展示されているほか、58654はJR九州・肥薩線の「SL人吉」で現役です。
下記は高千穂鉄道の車両になります。
高千穂鉄道TR-300形気動車
高千穂鉄道、TR-300形気動車は、1991年~2003年まで使用された観光用気動車となります。
秋田内陸縦貫鉄道のAN-8900形をペースにした設計になっており、
廃車後、神楽酒造に譲渡されて、現在の場所にて展示されていると言う事になります。
以前は赤色塗装だったのですが、2018年の塗装補修から青色塗装になりました。
高千穂観光の際には、ちょっと、足を延ばしてみると良いです。
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