Nゲージ(鉄道模型)をしていますと、音にもこだわりたくなります。
特に、ホームに電車を停車・発車させることもできるのですから、電車の発車音や発車ベルもあると良いなと思う次第です。
そこで、KATOからはサウンドボックス22-101が発売されていたり、TOMIXからもTCSホーム用サウンドユニット5721が発売されています。
カトーの場合には、サウンドカードが電車・列車別にあり、本物と同じ車両の音が使われていて、スピードに応じて音も変化したりします。
トミックスも400種類以上の音源が入っているようでして、それなりに楽しめるでしょう。
しかし、カトーもトミックスも「お値段」がそれなりにしますので、簡単には手がでないですよね。
私も、レールや車両の充実が先でして、音源は後回しになっていました。
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でも、あるではないですか?
スマートフォン用のアプリで、電車の効果音というものを発見致しました。
iPhone(iOS)にて探した際には、めぼしいアプリが見つからなかったのですが、Android(アンドロイド)ではGooglePlayにありました。
しかも、いくつもありましたので、それぞれ、特徴を記載してみたいと思います。
JR East Departure Melodies
蛸火さんが配信するAndroid用の無料アプリ(広告表示あり)です。
収録されているのは、JR線の発車時の音楽やベル。
音質がとても良く、素晴らしいです。
恵比寿駅の発車ベル音楽もあります。
あと、普通電車の警笛だけでなく、最近の貨物機関車や特急の警笛音も入っているのも、素晴らしいです。
ほかには、ブレーキの音、ATC作動音、非常通報音、ホームに電車が接近してきた時の放送前の音、特急などで到着駅が近くなった際に放送する前に流れる音など、なかなか充実しています。
ポップアップ広告は無いようですので、広告ありですが、Nゲージの運転・走行の際にも、使いやすいです。
電車効果音!
次にご紹介するのは、TKG研究所さんから出ているアプリ「電車効果音!」です。
警笛、ドア開閉音、発車ベル、コンプレッサ音、ブレーキ緩解音、非常ブレーキ音の6種類が入っています。
ただし、音のモードが「首都圏風」「私鉄風1」「地下鉄風」の3モードあります。
首都圏風は、近郊のJR電車ですかね?
私鉄風は、各駅停車の電車のように感じました。
地下鉄風は、東京メトロですかね?
なかなかこれも、鉄道模型にて使えます。
鉄道効果音!西日本
同じく、TKG研究所さんから出ているアプリ「電車効果音!西日本です。
構成は、上記でご紹介した電車効果音!のアプリと同じですが「関西在来線」「関西私鉄1」「地下鉄(京都風)」の3種類となっています。
これも、インストールしておいて、損をすることはないでしょう。
踏切と電車!
TKG研究所さんからは、踏切と電車!と言うアプリも出ています。
これは、音を再現していると言うよりは、踏切をゲーム感覚で操作できるようなタイプみたいなのですが、音だけはそのまま踏切のカンカンという音と、電車の通過音として使えます。
他のアプリには、踏切の電車通過音までは無いので、貴重です。
発車メロディスイッチ
私が一番気に入っているのは、nina.moririne.myersさんの「発車メロディスイッチ」を再現しているアプリです。
発車メロディだけでなく、ドア・扉の閉め自動放送も、流れます。
その発車メロディと、ドアが締まりますと言う放送は、それぞれ、自由に組み合わせることが可能です。
あと、音楽がなっている途中で、最後まで流さずに「ドアが締まります」と放送されることもありますよね?
そのように、音楽を途中で打ち切ることもできます。
あと、自分で音源を「追加」することもできます。
mp3か、oggファイルでしたら、自由に追加できるようなのです。
私の場合、JR横浜線の淵野辺駅の発車音楽「銀河鉄道999」を追加してみようと、試みましたがスマホが悪いのか、うまく行きませんでした。
でも、これはかなり重宝するアプリです。
なお、nina.moririne.myersさんは、どちらかと言うと、車掌の「操作」をアプリで再現し、そのうえで音楽が必要と言うことになっていると思います。
そのため、別のアプリでは「車掌ドアスイッチ」のアプリ、「ATSアラーム」アプリも別途あります。
これらも、音源としてNゲージやHOゲージなどでも、使用できるでしょう。
電車効果音サウンド
様々な効果音アプリを出しているAPPKEEPさんに「電車効果音」と言うアプリがあります。
特徴としては「運転手モード」「音鉄モード」「アナウンスモード」と3種類あります。
運転手モードは、上記でご紹介したアプリのように、警笛・発車ベル・ドアの開閉音だけでなく、ドアがしまったあとに電車が発車していく車両の音、停車する際に減速していく音、そして、電車が全速力でホームを通過する音も入っています。
音鉄には、ホーム接近音だけでなく、新幹線の車内アナウンスが入る際の音楽、電車の通過音、ホームに電車が止まっている際の音、踏切音も入っています。
ロボットアナウンスは、車内で放送される自動音声ですね。
新幹線の車内自動アナウンス、その英語版、新幹線の駅停車前の案内、ホームで新幹線を待っている際の案内、優先席付近のマナーモード啓発案内、埼京線の池袋駅到着案内、入線案内、発車案内とあります。
このロボットアナウンスは、外のアプリではない音源ですので、これがまた色々と使えます。
ただし、ちょっとだけ、使い勝手が悪いです。
タップしても、反応しない時があったり、広告がポップアップですので、突然、広告が出て、広告のCM音楽が流れてしまうこともあります。
また、その広告が、すぐに終了できない・消せないタイプなので、音を鳴らそうと思ったら、音楽になってしまうと言うこともしばしばです。
しかも、アプリを起動させているだけで、10分後などに、また、突然、広告の音楽が流れることがあるので、ほんと、ビックリしてしまいます。
有料でも構いませんので、広告なしのタイプで、切り替えも、もっと簡単操作になっていると良いのですが、贅沢は言えませんね。
総評
上記でご紹介したアプリは、アンドロイド用です。
スマートフォンでも、OSがAndroidの機種にて、インストール(ダウンロード)して使用可能です。
iPhoneにて存在しないのは、Appleはアプリの登録料が毎年必要なので、個人が制作したアプリなどはコストが掛かってしまうため、最初の登録料だけで済む、Androidが多くなっているものと推測致します。
どんなものかは、無料ですので、まずは使用してみて頂ければと存じます。
今回ご紹介した無料アプリのインストールも、音楽の再生も、できればWi-Fiに繋がっている状態で行うと良いでしょう。
特に音源は、その都度、通信して取得している可能性がありますので、4Gなど通常の携帯回線でこのアプリを使用すると、通信量がかなりになってしまう恐れがあります。
ワイファイ環境での使用をオススメ申し上げます。
なお、鉄道模型の製造元でもある、トミックスのサウンドユニット5721は400種類の音声が入っていますので、色々と活用できることは多そうです。
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しかし、機械にある再生ボタンは4箇所だけです。
どう言うことかと申しますと、400種類の音声から好きなのを4点だけ、そのボタンで聞けるように・鳴るように「設定」する必要があるんです。
すなわち、極端な話、400個もある音声を全部聞く必要があり、良かったものは、メモするなどの対処が必要なのです。
ただし、スピーカーをホームのそばに潜ませたりすれば、ホームで音がなっているように聞こえるような方法も取れるのが特徴ですね。
KATO(カトー)のサウンドボックス22-101は、別売りの各種サウンドカードを購入することで、その車両・電車の特徴ある音を再現できるのが、スゴイところです。
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しかも、車両のモーター回転数を検知して走行音が変化しますので、実際に、電車が走っている音を再現できるのです。
この部分は、無料アプリではありません。
でも、本体だけではなく、電車に合わせたサウンドカードも購入する必要があるため、結果的に、高くついてしまい、費用対効果では疑問が生じます。
将来的には、スマホのアプリ版が出て、Bluetoothにて車両や駅と通信させて、音を出すという事は、技術的にも充分に可能なレベルになっていると考えますので、そのあたり、今後に期待ですね。
そう言えば、数年前、駅のホームで、棒の先にマイクを付けて、ヘッドフォンで音を聞きながら、録音している方・・・。
音鉄さんとでも呼ぶのですかね?
お見かけ致しました。
その時は、失礼ながら、モノ好きだなぁ、ご苦労さまですと言う感じで拝見しましたが、今では、どんどん録音してと言う気持ちになっています。(^^)
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探せば、Nゲージの運転にて使用できるアプリが、もっと外にも色々ありそうです。
ご存知の方は、ぜひ、教えて頂けますと幸いです。
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