単独運用ボード右の完成
鉄道模型Nゲージ、集合式モジュールの転車台グループですが、この転車台モジュールだけでも、単独ジオラマとしても、運用できるように対応する「追加のボード右」ですが、完成致しました。
構想段階での説明は、以前(下記)のとおりです。
分割式転車台240cm「単独運用ボード右」追加【Nゲージ敷設工事75】
なお、この「単独運用するためのボード右」は、簡易設置型ジオラマとなっています。
角の部分には、パワーパックを置く可能性もあることから、ボードがカットされていると申しましょうか、ボード板を端のギリギリまで、使っていません。
基本的にはコーナーボードの部分にあたります。
当初の予定では、1枚ボードですべて陸地にするつもりだったのですが、運転会予備レールとしての複線鉄橋を使う機会が、ほとんどないため、余剰在庫と判断し、鉄橋を、この右コーナーに用いることにしました。
その結果、水面が必要となりました。
当初は、川のようにしようと思っていたのですが、その川の上流が、機関庫ボードとなってしまいます。
試しに、セットしたみましたら、やはり「違和感」がバッチシでしたので、川は辞めました。
そのため、海・湖のような感じになってしまっています。
その大きな水面に鉄橋とカーブがあると言う感じです。
水面の淵は、できれば、曲線にしたかったのですが、何回も、セットしては、加工の繰り返しとなったため、鋭角となってしまいました。
しかし、水面の設置ではなく、鉄橋の設置が目的のため、これで勘弁してください。
なお、水面にしたため、当初、予定していた自動往復の単線は、設置できるスペースが、完全に無くなりました。
そして、ボードタイプと言うよりは、低いところに水面を置くため、簡易的なセットになりました。
底には厚さ0.7cmのスチレンを採用し、そのうえに、2mmほどの水面プラバンを貼っています。
土手は高さ3cmのスタイロに塗装などをして、これで合計高さ約4cmでして、両側のボードの高さ4cmに合うようにしています。
これで、単独運用する場合、右側にはトラス鉄橋ができ、全体的にも少し魅力が増したと存じます。
カドッチョには、それぞれパワーパックを設置できると良いので、あえて、角のスペース確保を優先させております。
海とも川とも、池とも、受け取りかたは、ご覧になられた方の自由とさせて頂きますが、基本的に相模原鉄道模型クラブの運転会では、このボード右モジュールは、使いません。
運転会では、原則として、このボード右モジュールは使わずに、皆様の集合式ジオラマに本線を繋ぐような感じです。
ただし、この単独運用の右側コーナーは、このコーナー部分だけを、別の集合式ボードのコーナー部にも転用・共用使用することができる設計になっています。
幅120cmの場合に、使用可能ですので、これで、バリエーションも、少し、増えたと感じております。
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また、前述のとおり、このコーナー右をセットすることで、転車台グループは、横幅240cm、縦120cmの単独ジオラマとして、運用可能で、本線は2線+2線、支線(路面電車)が1線の合計5線の運転ができるジオラマになります。
機関庫部分にも、ギャップをかまして、単独で入れ替え操作もできるようにしていますので、パワーパックは合計6台使います。
ポイント(分岐)数は、13箇所あり、1つは手動で、12箇所は電動にしています。
新たな問題としては、下記の空白スペースが生じてしまったことです。
スタイロだけに、ピッタシ、すき間なくセットするのが難しいので、どうしても、境い目がハッキリとしてしまいます。
上記写真の右側には、小高い丘の小さなモジュールを、ポンと置いて、つなぎ目をわからなくしていますが、左側は大きくスペースができてしまいました。
前述しているとおり、当初は、単線の自動往復の設置で、ある程度、ごまかそうと思っていましたが、単線の設置はできなくなりました。
ポイントを本線などに追加セットして、短い待避線でも、セットできると良いのですが、ポイントを設置できる直線部分がなく、待避線なども不可能です。
という事で、この空白部分、何か、ポンと置いて、セットできるものを考えてみたいと思います。
スタイロを掘り下げて、川を作っても良いのですが、あまり面倒なことはしたくないので、少し、悩みどころです。
さすがに、池を追加することは、やめておきたいと思います。
このように、完成ではなく、またしても、仮完成に・・。
ほんと、ジオラマ作りには、完成はあり得ません。
完成したと思っても、また、改良してみたくなりますしね。
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なお、2021年3月20日の非公開・運転会※その後中止 では、この簡易鉄橋モジュールも含めの、転車台グループ一式を持参して、単独運用の資料用撮影を行わせて頂きます。
そのため、大変申し訳けありませんが、メンバー様の集合式モジュールとは繋がず、この転車台モジュールの単独ジオラマとして、セットさせて頂きますこと、ご容赦願えますと幸いです。
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