JR東日本の水郡線(すいぐん-せん)は、茨城県の水戸駅から、福島県の郡山駅の約140kmを結ぶローカル線で、奥久慈清流ラインという愛称でも呼ばれることがあります。
非電化・単線になっており、現在は、通常は各駅停車のみの運転で、快速・急行・特急などはありません。
なお、水郡線では、キハ110系が使われていましたが、今では、キハE130系のみでの運転になっています。
常陸大子駅(ひたちだいご-えき)を訪問してみましたので、その駅周辺で撮影できた写真と一緒に少しご紹介してみます。
常陸大子駅西側は、車両基地「水郡線営業所」になっています。
下記の写真、わかりますかね?
キハE130系が写っている左奥に、なんと「転車台」が現役で残っています。
常陸大子駅には、キハE130系気動車が、全部で39両配置されているそうです。
キハE130系は、JR東日本が開発した新型の気動車で、最初に水郡線へ導入されました。
片側3箇所の両開きドアになっており、混雑時の乗り降りで遅延気味になっていた水郡線に使われたと言う事になります。
現在は、久留里線・八戸線でも採用されています。
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下記は待避線の奥の方に停車していた水郡線の2編成で、左が、両運転台になっている、キハE130系気動車です。
右側に停車している緑のディーゼルカーは、水郡線の臨時列車「風っこ」として使用されます。
例えば、水戸駅~常陸大子駅を往復する、風っこ奥久慈清流ライン号(全席座席指定で快速)などです。
キハ48系を改造したもので、ジョイフルトレイン・びゅうコースター風っこ「トロッコ臨時列車」として左沢線・米坂線・只見線などでも運転される2両編成です。
常陸大子駅前には、下記のように、蒸気機関車C12-187が静態展示されています。
1938年に製造されて1970年まで水戸機関区で使われていたSLで、最高速度は75km/hの性能となります。
塗装も新しくなっていて、ピカピカ状態で展示されていました。
・由利高原鉄道「ゆりてつ」YR-2000形気動車(YR-2001)
・大宮の鉄道博物館~攻略法と駐車場
・三陸鉄道リアス線 非電化3セクでは日本一の163km
・地下鉄博物館「東京メトロ」ちかはく 葛西駅近く
・JRグループの「最高標高地点」と普通鉄道での「日本最高標高」の駅「野辺山駅」
・SL蒸気機関車C56-144「小諸」懐古園にあり
・蒸気機関車 C12 5号機 小型軽量な機関車(韮崎中央公園での静態展示)
・衣笠鉄道「第1号形」蒸気機関車 衣笠鉄道記念館
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