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レイルガーデン
今回は、相模原鉄道模型クラブ(SRC)の出張企画として、東京・本所のレンタルレイアウト店「レイルガーデン」さまを全線貸切してのNゲージ走行会を開催させて頂きました。
相模原鉄道模型クラブでの通常の運転会ではクラブ規格の集合式ジオラマなどを各自が持ち寄りして、施設を貸切したうえで10名~25名程度、10線~20線コースで開催させて頂いております。
人数的には150名定員の部屋を貸切しても、テーブルを30台くらい並べると手狭となってしまうため、25名くらいが限界かな?と、部屋の大きさに準じて最大定員を設定しております。
そのため、1ヶ月後(9月)の集合式ジオラマを持ち寄りする運転会も、募集開始して11日ほどで25名満員で締切となってしまいました。
参加できない方には大変申し訳ないところです。
このように満員になってしまうこともあるため、開催の「頻度」(回数)を頑張って増やしております。
しかし、今回のように平日の場合には参加者数も少ないことから、集合式ジオラマではなく、直接レンタルレイアウト店さんを訪問する形での走行会も行っております。
レンタルレイアウト店を利用させて頂く場合には、参加費が割高になったり、店舗の規則など制約があるのがネックですが、設営(いつもは2時間)と撤収の手間がないのがメリットです。
すなわち訪問する必要はありますが、現地では走行できる時間がたくさんあると言う事ですね。
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また、お陰様で、今年(2022年)はこれまでよりも多く、レンタルレイアウト店での走行会もできていると存じます。
レンタルレイアウト店さんも経営状況が決して良くない店舗もありますので、このように微力ながらも応援させて頂くことに意義もあると感じております。
そんな心の願いを感じ取って頂けたのか、メンバー様のなかには2時間延長されるなど、私以外の皆様は延長利用にご配慮も賜りました。
あさってから東京ビッグサイト4日間が待っている忙しいなか、無理して企画してみてよかったなと思える瞬間です。
もちろん、必ず延長するまでの必要はありませんし、私はJAM最終確認があるのですぐに失礼させて頂きましたが。(^-^)
さて、今回の本所には、SRCメンバー様が当初6名の予定でしたが、残念ながら2名減員となってご家族参加が1名の合計5名で集まることができました。
相模原鉄道模型クラブは、神奈川県相模原市が本拠地となります。
神奈川県だけでなく、東京・埼玉・千葉・静岡に住むメンバー様もおられますが、今回、私が把握している状況としては、東京にお住いの方は1名だけでして、あとは神奈川・埼玉といった遠方から皆様本所までご足労頂きました。
私のように仕事の調整をして都合をつけたりするなど、皆様も同様に色々とご配慮を賜っているかと存じます。
ほんと、今年の夏は暑いですので過酷な気象条件の中、また遠いところ、お忙しい中お越し頂けましたメンバー様には改めまして深く御礼を申し上げる次第です。
日程的には、この日しかないと言うギリギリの設定となり、ひとり参加も覚悟したのですが、お陰様でご賛同頂けるメンバーさまもおられてうれしかったです。
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レイルガーデンさんのジオラマは、大きく分けて「市街地」と「田舎」と2つのグループに分かれています。
全線貸切ですので両方とも楽しめたのですが、やはり素晴らしい情景ですね。
都市部は少しスカイツリーがある押上などをイメージした内容。
田舎は8の字で交差する山岳線ありの様相ですが、複線(2線)だけにはなりますが、交差させるのは良いですね。
カーブは全部ではありませんが、8割くらいはフレキシブル線路を使用して、大曲線を作っておられました。
レールまでの塗装されておらず、おそらくエアブラシ塗装も行っていませんが、バラストは線路のまわりに巻いておられます。
やはり、バラストは無いよりあったほうが良いと存じますが、線路のまんなかまでバラスト乗せていません。
これも十分アリだと感じました。
また、ポイントの駆動部分は黄色い囲いで保護していると申しましょうか?、これも素晴らしい。
ポイントの位置もひとめでわかりますしね。
ポイントなどはKATO使用で、直線レールなどもKATOですね。
パワーユニットはTOMIXですが、ポイントスイッチはポイントに合わせてKATO製でした。
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写真だとわかりにくいのですが、なにげない山の数箇所に「照明」がついていまして、光っている?と言うのを演出されています。
恐らく、室内照明を消した際の夜景モードなどに備えてのことと存じますが、これは良いアイデアだと感じました。
以上、レイルガーデンさんのジオラマとても素晴らしいですので、ぜひご訪問して頂ければと願っております。
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今回も、もちろんクルマで向かいましたが、昔でしたら高速道路ばかり利用するところ、最近は高速の渋滞がヒドイ状態です。
高速が渋滞しやすいのは、登り坂や発進時にエンジン回転数を上げずに走行する (スピード維持ではなく回転数維持?) のようなクルマが多くなっていると、先日も実際にそんな走行を目の当たりにするなどして感じております。
下り坂では追いつけないほどのスピード違反の速度なのに、登り坂ではこっちがブレーキかけないとぶつかりそうな超低速のトラックと、延々と20kmくらい対面通行の高速で出くわしました。
物価が高騰するなかガソリン節約のコンテストでもあるのか?、単純にタコグラフ記録の回転数を気にしているような運転方法でして、当然、そのあとの後続では渋滞が発生する訳ですよ。
たった1台のために。
そんなひとりの身勝手な行為で渋滞が発生し、時間ロスを受ける方が多くなってしまっては、結果的に社会全体で勤務時間が長くなる(残業)など、非効率・悪循環なのではないでしょうか?
こんな経験もしていることから、最近は、どこに行くにしても高速と下道とシュミレーションしてから出かけるのですが、今回の東京・本所にしても、高速ではなく下道(一般道)で行っても20~30分程度しか変わらない予測でした。
ケチケチと言われそうですが、30分程度の時間を短縮するのに2000円近く負担するのは、世の中間違っているのではないか?と・・。
ETCだといくら払ったと言う意識があまり生じませんが、コインパーキングで2000円以上すると高いと思いますしね。
しかも、高速だと渋滞しないと言う訳でもありませんし、高速の渋滞も事前に読めなくなっていると感じます。
2019年の後半くらいと比較しますと、ほんと高速混むのと混まないのが両極端です。
もっとも、2019年までは仕事する量もあったので、クラブでの運転会も3ヶ月に1回程度しか実現できておらず皆様には申し訳ない気持ちで一杯でした。
このように昔は時間を作り出すことに苦労し、1日24時間しかないのをよく恨んでましたので、タイムイズマネーと言いつつ、10分でも早ければ電車ではなくタクシーで移動していました。
しかし、今となっては貧乏暇あり?状況のため、節約志向に転換している自分がいると言うのが本当のところかも知れません。
ただ、普段通らないような道を走行し、街の雰囲気なども楽しみながら行けるのは、ちょっとうれしいところでして、電車に乗りながら車窓を楽しむ部分と似ていると存じます。
いけませんね。
このようにまた走行会とは直接関係のない話ばかりで恐縮です。
色々と相模原に住むメンバー様が増えるように頑張っているのですが、どうしても新規メンバー様は相模原市の方が増えません。
相模原以外の方からはお陰様でご入会も賜っているため、今のメンバー割合的にはクラブの名称も「神奈川鉄道模型クラブ」に変更したほうが良いかな?なんて考えたりも致します。
ただし、当クラブでは、運転会もメンバー様が主催できるほか「支部」も自由に作れることになっていますので、仮に神奈川鉄道模型クラブにしたら、相模原鉄道模型クラブは「支部」のような存在にしても良いのかな?とも頭をよぎったりします。
まぁ、色々と備品やチラシなどの印刷も相模原鉄道模型クラブとしての印字済在庫がたくさんありますので、当面、名称変更するつもりは、今のところないですけどね。
そんなこんなで、集合式ジオラマなどを持ち寄りした場合には「運転会」、レンタルレイアウト店さんなどをお借りした場合には「走行会」と、最近は言い方をわけて、東京などのレンタルレイアウト店さんでの運転会をするクラブなのだと誤解が生じないようにしている次第です。
レイルガーデンさんでは動画も少し撮影させて頂きました。
このようにレンタルレイアウト店での走行会はセッティングしやすいですので、私が主催するまでもなく、メンバー様での主催が多くなることを願っております。
本所のうんちく話
いや~、マズイですね。
ひとりで勝手にまずいと感じている訳ですが、今年は、開催地点の場所にまつわる話を、自分の中で強制的にこのような開催報告記事に加えさせて頂いております。
しかし「本所」に行くことは想定していなかったので、ネタを事前に用意していませんでした。
日本橋には4年間くらい住んでいたことがあるので、昔は両国や本所のあたりも良くクルマで通行していました。
崎陽軒の工場が住吉の先くらいにあって、工場の売店にもよく買いに行きました。
しかし、本所って意外に何もないと言ったら、お住まいの皆様に大変失礼かも知れませんが、何も思いつきません。
両国や浅草、押上まで行けば観光スポットもありますが本所は?
と言う事で、やむを得ず、そもそも「本所と言う場所はなんぞや?」でご勘弁願いたいと存じます。
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現在の本所は住宅もギッシリ埋まっており、地下鉄・都バスもたくさん本数があって、とても便利な街だと存じます。
しかし、江戸は徳川家康くんが来るまでは、湿地が広がった地帯であり、人もあまり住んでいないところでした。
人が暮らしていたのは洪水被害が少ない高台になっているあたり、例えば、神楽坂のあたりは古くから集落があったそうです。
では、本所はどうだったのか?
そもそも「隅田川」が国境で、西側は武蔵国、東側は下総国ですので、まず国境の街とも言えます。
そして、徳川家康が江戸城を改修し、江戸幕府ができて日本の政治の中心となると人々も移住してきました。
そのため、隅田川の東側は農地として開拓され、人口が増えるにつれて住宅もできるようになり、200年のあいだに街として発展して行った次第です。
例えば、勝海舟も生まれは当時の本所です。(現在の住所としては両国)
その勝海舟の父・勝小吉は、相模原鉄道模型クラブのお膝元「淵野辺」領主でもあった旗本・岡野氏の屋敷・敷地内に住んでおり、勝家は岡野氏を助けたりしていましたので、そんなご縁もございます。
ちなみに本所(ほんじょ)と言うのは、平安時代に荘園を支配する本家筋のことを本所と呼んだことからの地名となります。
そのため、東京の本所にもそこそこ大きな集落が昔からあったとは推測できますが、どこにあったのかは不明です。
参加者感想コーナー
ご感想は届いたものだけ順次追加表示させて頂いております。
今日は、短い時間でしたが、レイルガーデンでの、運転会企画ありがとうございました。
今回、予定していて来られなかった方も、次回 お会いできる事を楽しみしてます。(池亀)
レールガーデンに行くのは初めてでしたが広いレイアウトで列車を走らせることができ大変楽しめました。(小林)
山岳レイアウトは高低差があり、走りごたえがあった。
貸し切りで伸び伸びできた。
店舗の問題ですが、カトー製線路、道床を使用しているのは素晴らしかったが、架線柱がTOMIX製と思われ、高さが足りていなかった。(パンタが引っかかった)点が残念でした。(五十嵐)
ご参加の皆様大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
レイルガーデンさんにも御礼を申し上げます。(高田)
以上、わざわざご覧頂きましてありがとうございました。
2022年8月19日~21日は、東京ビッグサイトでお待ちしております。
・2022年8月JAM「国際鉄道模型コンベンション」(東京ビッグサイト) モデラー出展一般報告~相模原鉄道模型クラブ(SRC)
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