旭川電気軌道モハ1001の解説

旭川電気軌道モハ1001

旭川電気軌道のモハ1001は、1955年に製造された定員120名の大型電車で全長は18.64m、ドアエンジン付きの車両です。
主に、市内電車と呼ばれて親しまれた東川線で使用されていた模様です。
ドアエンジンと言う意味ですが、電車の自動ドアの開閉に、エンジンが直接作動して、開け閉めした動力装置のことを言います。
今では、エアコンプレッサーを使ったり、電気モーターを使う事が一般的です。
モハ1001は、旭川市立郷土博物館にて展示されていましたが、現在は東旭川農村環境改善センターで野外展示となっています。

旭川電気軌道モハ1001

屋根は設置されていませんが、塗装などの状況は、とても良いみたいです。

旭川電気軌道(あさひかわでんききどう)は、昭和2年から、北海道旭川市にて、東川線(旭川四条 – 東川間)および東旭川線(旭川追分 – 旭山公園間)を運行していました。
軌間は1067mmだったそうですので、今のJR在来線と同じ線路幅ですね。
なお、基本的には道路の真ん中を、路面電車のように走行していたようですが、車両にはステップもないので、道路の真ん中に「ホーム」があったそうです。
また、貨物列車は、旅客用の電車が、貨車を牽引していたとの事です。
1965年(昭和40年)頃をピークに旅客が減少しはじめ、1972年(昭和47年)の大晦日を運行最終日として廃線となり、バス運行(旭川バス)となりました。


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旭川電気軌道モハ1001が展示されている場所への交通アクセス・行き方ですが、鉄道の場合、JR石北本線の東旭川駅から徒歩10分ほどになります。
クルマの場合、駐車場はありませんが、道路は駐車禁止ではないので、すぐ脇まで行けます。
当方のオリジナル北海道地図にてポイントしておりますので、カーナビ代わりにご活用賜りますと幸いです。

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