神居古潭公園(函館本線旧線・神居古潭駅跡)SL展示3台あり

神居古潭駅のホーム

北海道旭川市にある石狩川沿いに、かつて「カムイコタン」(神居古潭)と言う駅がありました。
札幌から旭川を結ぶ、函館本線の「旧線」でして、今は違う場所に新線として線路が敷かれています。
そのため、この旧線は廃線となった訳ですが、その神居古潭駅の部分に、SL(蒸気機関車)が3台も展示されています。


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下記は、9600形蒸気機関車(29638)で貨物けん引用にと、主に大正時代に製造されたSLです。
最高速度は65km/hとなります。
小倉の工場で製造されたSLですので、はるばる、青函連絡船で北海道に渡って来たと言う事になりますね。
東京の青梅鉄道公園にも9608が静態展示されています。

9600形蒸気機関車(29638)

下記はD51 6です。
D51形蒸気機関車は「デゴイチ」と言う愛称でもよく知られるSLで、最高速度は85km/hです。
D51は、ボイラーの上が特徴的で「ナメクジ型」と呼ばれましたが、6号機ですので、かなり初期タイプが展示されていると言う事になります。
ちなみに、D51の1号機は、京都の京都鉄道博物館にて展示されています。

D51 6

下記は、C57 201で、最高速度は100km/h出せます。
C57形蒸気機関車は、その美しさから「貴婦人」と呼ばれました。
製造台数は201両と少なめですが、その最後に製造された4次形が、ここ神居古潭にあると言う事で、大変貴重です。
日本で現存する唯一の4次形のC57となります。

C57 201

以上の神居古潭の展示は、無料で24時間見学可能です。
付近は散策もでき、旧線のトンネルもあれます。

神居古潭のトンネル

ただ、クマさんや、ヘビさんなども出るところですので、注意が必要ですが、下記のように石狩川を望む、風光明媚な場所でもあります。

神居古潭

神居古潭に関しては下記にて詳しくご紹介させて頂いております。

旭川の神居古潭「カムイコタン」アイヌのパワースポット
旭川電気軌道モハ1001の解説
三笠鉄道村(三笠鉄道記念館) 北海道の鉄道発祥の地
小樽市総合博物館 北海道の鉄道発祥の地 展示車両の宝庫 アイアンホース号も

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