土居原ボンネット広場は、JR小松駅からもほど近い石川県小松市土居原町にあり、昭和に活躍した「特急しらさぎ」の先頭車両が展示されています。
平成24年に引退した489系電車のクハ489-501が、大変キレイな状態で静態展示されています。
JR西日本・金沢総合車両所に所属していた、大阪・上野方面の先頭車になります。
489系特急車両は、もともと、信越本線の急勾配で知られる、横川~軽井沢を12両編成で、EF63形を繋いで通過できる能力を得るために新造されましたが、485系がベースになっています。
信越特急「白山」「あさま」「そよかぜ」のほか「雷鳥」「しらさぎ」「北越」「はくたか」でも特急として運用されました。
クハ489形500番台は、タイフォンがボンネットにあるのが特徴です。
ボンネット型特急電車保存会さまによって、クラウドファンディングが実施され2017年に蘇りました。
土居原(どいはら)ボンネット広場と言う公園に設置されていますので、外観は24時間、いつでも見学できます。
なお、4月下旬から12月上旬の土曜・日曜・祝日を中心に、ゴールデンウィーク・夏休みなど、特別に車内の公開されて、立入りが可能になります。
客室(座席)は無料ですが、運転室への入室は、管理費300円の協力金が必要ですが、記念の硬券がもらえるようです。
なお、公開時間は朝10時~16時になっています。
あと、保存会さまのほうで「車内貸切」を受付しています。
要するに、特急電車・クハ489の車内を、土日祝等の一般公開時以外にレンタルできるものです。
いや~、うらやましいですね。
冷暖房がちゃんとあれば、毎月、借りたいところですが、さすがに遠いのがネックです。
小松駅から徒歩5分ほど、線路の高架沿いにありますので、ちょっと、時間が余ったときなど、立ち寄るには良いところです。
・のと鉄道七尾線「花咲くいろは」ラッピング列車 4K動画あり
・糸魚川ジオステーションジオパル
・ED16形電気機関車 ED16 15 南アルプス市にて静態展示されている貴重な勾配区間用機関車
・他の日本全国にある鉄道の展示車両
コメント