後藤総合車両所運用検修センター (米子駅) 気動車の宝庫「転車台」「扇形機関庫」

後藤総合車両所運用検修センター

後藤総合車両所運用検修センターは、鳥取県米子市目久美町にある車両基地で、JR山陰本線・境線の米子駅構内にあります。
米子駅のすぐ西側が、後藤総合車両所運用検修センターです。
博物館などはありませんので、イベントなどが無い限り、通常は立入禁止です。
しかし、米子にあるのに、国鉄時代も「後藤工場」と呼ばれており、なんで、米子総合車両所など「米子」の名前ではないのかな?と、調べてみました。


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先に結論を申し上げますと、後藤(ごとう)と呼ばれている理由は、単純に「後藤駅」がある場所だからのようです。
でも、ここは「米子駅」だぞと、言う事で、さらによく調べてみますと、下記のような事がわかりました。

後藤総合車両所運用検修センター

後藤総合車両所は、大きく分けて3つに分割されています。

・車両工場がある本所があるのが「後藤駅」(JR境線)
・後藤総合車両所運用検修センターは米子駅にあり、扇形機関庫(せんけいきかんこ)と、転車台(ターンテーブル)も現役。
・後藤総合車両所出雲支所もあり、山陰本線の西出雲駅と出雲神西駅間にあり、とても広く転車台もある

との事でした。


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ちなみに、米子駅(よなご-えき)は、山陰鉄道発祥の地と言う事で、隣接してJR西日本グループの後藤総合車両所運用検修センターがあります。
明治35年、山陰鉄道開業時に米子機関区車庫として建設され、扇形機関庫(せんけいきかんこ)と、外周36線あるターンテーブル(転車台)も残っていて、現役です。

米子機関区車庫の転車台

後藤駅の後藤総合車両所では、山陰エリアだけでなく、嵯峨野観光鉄道・京都丹後鉄道・智頭急行・若桜鉄道・井原鉄道・一畑電車など山陽、近畿エリアも含めてJR西日本車両などの「気動車」「ディーゼル機関車」の全般検査・要部検査・交番検査・仕業検査を担っています。
電車では、後藤総合車両所出雲支所などにて、特急やくも、サンライズ出雲、スーパーまつかぜなどのメンテナンスも行われています。
毎年10月頃には、一般公開もありますが、5月~9月には事前予約での見学も可能です。

後藤総合車両所運用検修センター (米子駅)

ちなみに、米子駅前の「ホテルハーベストイン米子」に宿泊すると、客室の向きによっては、構内を俯瞰することが出来ます。

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今回は、隣にある立体の有料駐車場の屋上まで、用もないのにレンタカーで入って、駐車料金を支払い、撮影して参りました。
後藤総合車両所の所属略号は、米トウ、後、米の3種類。
後藤総合車両所の整備済み車両略号は、後藤総、GTの2種類です。

下記のような後藤総合車両所の「写真集」も発売されているようです。

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ちなみに、ゲゲゲの鬼太郎で有名な漫画家・水木しげるさんの出身地でも、境港(さかい-みなと)に行く「JR境線」の米子駅ホームは「0番線」となっています。

いくつか、車両の写真も撮影致しましたので、少し、ご紹介申し上げます。
下記は、恐らく、国鉄キハ47系気動車だと思います。
2両編成で止まっていました。

国鉄キハ47系気動車

下記は、なんですかね?
キハ126系気動車でしょうか?

キハ126系気動車

車両の点検・整備を行う車両基地のため、色々な気動車も止まっています。
奥の方には、私鉄の気動車のような車両も見えましたが、判読不能です。

米子駅

しかし、このように「気動車」が、たくさん集まっている車両基地は、首都圏では、考えられません。
下記は、たまたま通過した、特急「やくも」の動画になります。

不法侵入ではなく、有料駐車場の屋上Pから、金網越しに、安全を確保したうえで、撮影させて頂きましたが、下の方にいた男性が、ずっと、当方の方を見ていたので、2分ほどの滞在で撤退しました。
もちろん、駐車料金もお支払いさせて頂いた次第です。

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