長さ3m+引き込み線の車両基地(3分割ボード)ですが、集合式レイアウトに組み込みますと、引き込み線も含めて、幅が長さ4mにも及びます。
そして、引き込み線は、コーナーボードを兼任しているのですが、ひとつの角だけのため、どうも、運転会などでの運用が制限されます。
スペースや、テーブルサイズなどに、捕らわれず、自由に構成できると、どれだけラクか・・。
丸一日、レイアウト・ソフトとにらめっこして、全体のレイアウトを考えてみたり、ときには、夜遅くまで、レイアウト構成で熱中してしまうこともあります。
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相模原鉄道模型クラブの皆様の集合式ボードと、接続しますと、この17線の車両基地は、どうも、足手まといになります。
運転会でのレイアウト構成、JAMなどに出展する際のスペース・テーブルサイズなどを考慮しますと、必要な長さが4mもある車両基地は、運用しにくいのです。
今の状態では、コーナー・ボードが、最低、6個必要になります。
しかし、コーナーボードは、集合式ジオラマ制作でも、あまり採用例がなく、人気がありません。
でも、角っちょ、カドは、一番注目を浴びやすい場所ですので、ジオラマ構成としては、角をおろそかにするのは、よろしくありません。
このように、JAM国際鉄道模型コンベンションへの出展も考慮しますと、この車両基地だけで、結構なスペースを占有してしまい、相模原鉄道模型クラブ・皆様の集合式ボードの運用にも、レイアウト上の制限を与えてしまうだけでなく、不要にコーナーの数を増やす原因にもなっています。
そのため、角を減らすべく、最低4つでも、運用できる設計に、変更して、運転会などの際の、コーナー数を減らすことにしました。
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4つと言う事は、コの字にはなりませんが、運転会などでのレイアウト構成は「コの字型」がベストですので、コの字にする場合には、コーナーボードは、全部で8個となります。
L字だと、6個と言う事ですね。
周回だと、テーブルの下を「くぐって」中に入らなくてはならず、頭がテーブルに接触しますと、設置したジオラマの線路がズレるなどして、脱線の原因にもなります。
鉄道模型は「走ってなんぼ」ですので、途中で、頻繁に脱線したりするのでは、意味がなくなってしまいます。
そのため、線路の走行安定性は、第一条件です。
メンテナンスを行いやすいよう、可能であれば、L字やコの字になるように、したいところです。
また、ポイントも、向きなどを考慮して、セットしないと、自分の車両は全部、通過に問題なくても、メンバー様やお客様お持ち寄せの車両の一部は、脱線しやすいと言う事もあります。
以上のような理由から、車両基地レイアウトの接続部(引き込み線)の改良を行う事に致しました。
この設計変更により、丘になっている「遊園地線」のスペースが、約半分に、縮小することになりました。
そのため、遊園地線は、事実上の「廃線」(予備)となります。
そのまま単独でも運用できるため、お子様向けの予備ジオラマとして、当面、運用したいと存じます。
ただし、実際には、運転会に持って行く量が、いつも多く、持参するのが困難なため、事実上のお蔵入りと言えます。
このような経緯があり、コーナーボード部分の遊園地線は、小型タイプを、作り直し、全面、見直しになります。
角の部分ですので、何か、目を引くものは必要だと存じますので、今後、制作に入って行く予定です。
小さくなりますので、情景作りは、その分、ラクにはなりますが・・・。
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レイアウト製作で、森や街路樹などを再現するのに使用する「木」(樹木)
トミックスやKATOからも、樹木が販売されていますが、日本のメーカー物は、ちょっと割高に感じます。
自作する方法もあり、実際に、ジオラマ教室にて教わって、私も作ってみたことがあります。
100円ショップなどの手芸コーナーでも手に入る「造花用」(フラワー用)のワイヤー(針金)で造れます。
具体的には、4~8cmの長さくらいに針金をカットして、3~6本程度束ねて、ペンチを使って、クネクネとまとめて行きます。
途中まで束ねたら、先の方の針金は、枝分かれさせて、枝にテラプランツ(旧名:フォーリッジ・クラスター)を、接着剤のGクリアーで、くっつけていくだけです。
お好みで、好きな枝の感じや、大きさもアレンジできます。
テラプランツ(旧名:フォーリッジ・クラスター)も3色フルに使えば、色々な色が混ざった木を表現できます。
ただし、やっぱり、先生のようにうまくは作れないんですよね。
なんか、形に違和感が生じてしまう訳です。
そのため、私の場合、樹木類の購入は、大半を「アマゾン」にて買っています。
今回も、Amazonにて針葉樹(松の木)を購入してみました。
上記は、松の木ばかりですが、5種類の大きさが混ざっていて、合計40本入って、約2100円(税込・送料込)でした。
1本約53円の計算ですので、安いですね。
なお、この手のジオラマ用の木が余った場合には、ヤフーオークションでも、意外とよく売れますので、ジオラマに使う場合には、少し多めに買って、あまったらヤフオクなどで売れば、無駄も最小限にできます。
ただ、中国などで作っている場合がありますので、中には粗悪品もあります。
しかし、枝についているパウダーが、ちょっと落ちるくらいは、自分で作ったとしても、あるこですので、それは普通とお考え下さい。
パウダーがボロボロ落ちるのが気になるようでしたら、バラストを撒くときのボンド水溶液よりも、水が多めで中性洗剤も少し多めに入れたボンド水溶液に、木をさくっと浸して、2日間くらい、乾燥させると、完全に固着されます。
今回は、上記のような木にしましたが、Amazonでは、色々と販売されています。
「ジオラマ 木」と検索してみてください。
結構、色々と販売されています。
人形も同様に、Amazonでたくさん出ています。
・猫屋線 ジ1・ト4・ワフ1 茶色塗装 軽便鉄道ナローゲージ80【Nゲージ敷設工事64】
・車両基地ジオラマ 分割式モジュール製作(3)【Nゲージ敷設工事59】
・車両基地ジオラマ 分割式モジュール計画(2)【Nゲージ敷設工事50】
・遊園地線 ゼロから作り直し 【Nゲージ敷設工事60】
・30cmズレ解消「渡り線」集合式ジオラマ用【Nゲージ敷設工事66】
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