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情景ジオラマとして「トンネル」を設置される方は多いと思うのですが、よく、トンネルの中は、スタイロフォームがむき出しになっているようなケースが散見されます。
しかし、私、個人的には、トンネルの中も、しっかりと、本物に近い作り、すなわち「ドーム状」の筒のようにするべきだと考えています。
でも、筒状にするのは、とても大変な加工・作業が必要になりますので、出来る限り、簡単に済ませたいところです。
という事で、鉄道模型のNゲージで、レイアウトやジオラマに使えそうな、トンネルの中の枠素材(壁・シールド)を少しご紹介してみます。
直線トンネルの壁・天井素材
直線であれば、黒い紙を、丸くして、トンネルの壁にもできますが、簡単に、直線のトンネルに仕えそうなのは、発泡スチロールU字溝です。
地下鉄の地上出口のような雰囲気がある、トンネルに見えました。
ホームセンター「コーナン」にて売っていました。
売り場は、発泡スチロールのブロックタイプなどが売られているコーナーです。
当方が購入した際の価格は、268円ですので、めちゃくちゃ高くもありません。
ちょうど、大きさもトミックスの複線には良さそうだなと感じた次第です。
長さですが、測ってみましたら、57.7cmありますので、S280レール2本に相当し、60センチの長さのボードに使用して、ギリギリ、トンネルとして情景も作れそうです。
もちろん、短くカットして使っても良いでしょう。
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手元に用意してから、だいぶ月日が経過してしまったのですが、ようやく時間が取れましたので、試しにTOMIXレールの複線(標準複線間隔37mm)でうまく、走行できるか?
車両がトンネルの壁に接触しないか、テストしてみました。
下記、厚さ1.2cmのボードの上に、トミックス標準の複線を敷いているものですが、その土台のボードがすっぽり入っても、高さは十分です。
側面との間隔は、トミックス複線用に設計されたと錯覚するようなくらい、ちょうどよいくらいで、車両が接触することはないでしょう。
新幹線車両は所有していないので、ちょっと幅が広くなる、Nゲージの新幹線で走行に支障がないかは、現時点では不明です。
在来線の車両は問題ありませんでした。
高さも十分余裕がありますと言うより、若干、高すぎるくらいですが、気になるようであれば、低くスチロールをカットするなどして、そのあたりは調整もできるでしょう。
低いよりはマシです。
当方は調整など面倒なことはしないつもりです。
直線ではありますが、長めのトンネルと言う事で、その周りを「山」のように情景を作っても良いでしょうし、色々と想像も膨らみます。
トンネルの入口には、下記のようなパーツをあてれば、それなりに雰囲気も出ますが、例によってサイズ(大きさ)が合うかどうか?が、またわかりません。
と言う事で、また無駄になるかもしれませんが、試しに購入しました。
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発泡スチロールじたいは、トンネルとして使わなくても、グレーなどに塗装すれば「築堤」や、細かくカットして「高架橋」としても使えそうです。
U字の発泡は、ブラックと、上記写真にて掲載した肌色タイプと2種類ありました。
選ぶ際に「屋上と言う野外にて使うかもしれないから、黒だと、夏場は暑すぎてトンネル内が蒸し風呂になるな?」と、わけのわからないことが、頭をよぎりまして、この色にしました。
トンネルに使用するのであれば、今思えば、黒色にすればよかったと後悔しています。
そもそも、最初からU字に加工済のスチロールは、なかなか販売されていないと思いますので、近日、黒を追加で購入しようかと考えています。
今のところは、横60cm、幅30cmくらいのボードに固定させて、下記のように直線の複線をそのままトンネルとして、そのトンネルの上を単線で反対側に交差できるような、山としての情景にしても良いかな?と考えています。
下記は、あくまでもイメージですよ。
もちろん、もっと、起伏などはつけたいと思いますし、単線線路も、複線にするかもしれませんし、山の上に小さな駅を設置するかも知れません。
あとは、ガムテープの「芯」(筒)の部分を、直線トンネルの入口にも、うまく使えます。
KATOのNゲージ、複線には、ちょうど良い、サイズです。
丸い筒の下の部分を、適切にカットして、灰色塗装しますと、新幹線のトンネル入り口のような形状になります。
ただ、結構、芯は「硬い」ので、カッターだと、切るのに苦労します。
小型のノコギリなどがあると良いです。
その分、頑丈ですので、ちょっとや、そっとでは、壊れません。
唯一欠点としては、TOMIXの複線(ワイドレール)ですと、ちょっと、レール幅が広いので、この筒の大きさの、ままでは、支障があります。
下をカットしたあと、手で「グィ」っと、広げて、広さを調整できると良いかと存じます。
もともと、捨てるものですので、失敗しても、損失は、最小限で済むでしょう。
もちろん、1度、走行テストして、車両が、接触しないか?、確認してから、ジオラマに組み込んで頂けますよう、お願い申しあげます。
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Nゲージのレイアウトとしては、カーブの部分でトンネル化されている方は多いかと存じますが、直線でのトンネルはそんなに多くないのでは、ないでしょうか?
また、単線を交差させるのは、長いエンドレスにする場合には、どこかで交差させなくてはなりませんので、立体交差の代わりになります。
山を超える単線は、高さ5.5cmに合わせれば、トミックスの高架に連続して繋げられることもできるでしょう。
山の上(台地)のスペースが十分であれば、駅なども設置したいと思っています。
あと、もしかしたら、複線で交差させるかも知れませんが、手に入る市販されているボードの幅次第といったところです。
他には、もともと、地下鉄のトンネル構造に似ていますので、地下鉄の駅を再現する際に、地下駅の片方の壁を無くした状態のレイアウト・ジオラマも面白いかも知れません。
しかし、当方の相模原鉄道模型クラブ計画では、地下鉄路線・地下駅は全く予定がないと言う現実もあります。
以上ですが、まだすぐにこの直線トンネルを作るかどうかはわかりませんので、続報は、しばらく先になるかも知れません。
このU字の発泡スチロールですが、通販では販売しているところが無いようです。
カーブ・トンネル素材
夜、寝ようと、布団に入りますと、ふと、色々とアイデアが湧いてくることが多いのですが、今回は、エアコンの素材が、鉄道ジオラマにも使えるのではないか?と感じまして、さっそく、ホームセンターで購入して参りました。
もちろん、私が、最初に思いついたと言う事ではないかと存じますが、下記のエアコン化粧カバー・ダクトの万能ジャパラタイプです。
ジャパラになっており、自由に「曲げられる」ため、線路のカーブ部分に使えます。
円形ではないので、普通のトンネルとは言えないかもしれません。
しかし、セグメントの工法(下記写真参照)に似た、トンネル内部になると言う事です。
とにかく、好きに、曲げて、使えると言うのは、とても使い勝手が良いです。
内部の空間をトンネルに使う他にも、上部の部分に線路を敷いて、築堤のカーブ部分にも行けそうです。
上記の素材は、比較的「やわらかい素材」で、曲がりやすかったので、カッターで長さを調整したり、曲げても、両面テープなどでしっかり固定すれば、反発力も抑えられると判断しました。
※商品によっては固めのジャパラもありますので、購入時にはお確かめください。
試しに、トミックスのワイドレール「複線」のカーブを差し込んでみました。
素晴らしいですね。
トミックスのワイドレールの複線が、ピッタリ、ちょうど、収まったではないですか?
TOMIXレールの為に、作ったような、エアコンの化粧カバーです。
東北新幹線のトンネル入口の形状にも、似ていますので、出入口は、塗装するだけで、そのまま使用しても、おもしろいかも知れません。
トンネル内部の高さは、少し高すぎるくらいありますが、低いと、通過できない車両も出てくるため、低いよりは、ぜんぜんマシです。
架線も付けられるように、充分に高さがあります。
安定していますので、カーブ・レールにて、上下に、勾配を付けたトンネル化とする場合にも、大変有効だと思いました。
もちろん、KATOの複線も入ると思いますが、その場合、ピッタリではなく、すき間ができるかと存じますので、壁とレールのすき間が、均一になるように工夫する必要はあるかと存じます。
なお、エアコン用の化粧カバーも、穴の大きさ・サイズが3種類くらいありますので、もし、ホームセンターなどで購入される際には、小さなサイズを買わなうようにご注意願います。
もちろん、一番、小さなものは「単線」のトンネルとして、使えそうですので、その時は、黒色や茶色系統の色のジャパラにすると良いでしょう。
ちなみに、ホームセンターの資材「エアコン」関係の売り場に、置いてあります。
価格は1本1300円くらいでした。(一番高かった)
また、素材が柔らかく、カッターで、穴もあけやすいので、トンネル内に、LED照明を入れりすることも、比較的、簡単だと思います。
そうすれば、前展望での動画撮影でもできると、素晴らしい映像になるかも知れません。
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どうしても、円形が良い場合には、昔のお風呂の「煙突」に使う、カーブのジャパラ煙突のパーツが良いかと存じます。
しかし、アルミ製で加工が大変なのと、穴の大きさが、ちょっと大きい(3線分くらいある)と言うのが、難点です。
ご紹介した、エアコンの化粧カバーには、直線タイプもありますので、上記でご紹介したスチロールの代案にもなるかと存じます。
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