鉄道模型ユーチューバーとしてもご活躍されている平井鉄道様(神奈川県)のご自宅ジオラマを訪問させて頂きました。
平井様がお忙しい中、ご好意より、実現した次第でして、御礼を申し上げる次第です。
まだ、動画の総合編集はこれからであり、記事も不完全ではありますが、取り急ぎ訪問報告をさせて頂きます。
チャンネル登録や、動画閲覧は、下記より。
これまで、平井鉄道様の動画でしか、拝見したことがなかったのですが、動画でも、ジオラマの品質が高いことがわかります。
下記は、平井鉄道様の最近の動画から、公式な方法で、共有表示させて頂いたものです。
実際に拝見しても、最初に驚くのは、ジオラマが高品質であり、クオリティーが高いと言うところでした。
私のジオラマなど、実用性を重視しているため、とても、お恥ずかしい限りです。
基本的に、複線で3周半? (途中、8の字ターンなど高架あり)して、駅に戻ってくるコースが本線(複線)がメインです。
付随して、単線の山岳線(往復)と、増設のヤード行きの複線がある感じでの大規模な構成・レイアウトになっています。
その他、製作中の地下鉄路線が、別ボードの分割式で、準備中でした。
地下鉄路線は、複線になっており、2022年JAM出展予定とのことですので、楽しみですね。
作業中の状態でしたので、失礼に当たると考え、撮影は自粛させて頂きました。
スポンサーリンク
平井鉄道様のジオラマは、高品質なのは、当たり前と言う感じでして、他に優れている点もたくさんあります。
ひとつは、ボード設置の高さが、大人の目線であると言う点です。
ボードの底で、高さ1m20cm位でしょうか?、ジオラマには高低差もありますので、実質、高さ1m40cm前後になっています。
すなわち、椅子に座って見るのではなく、立って拝見する形になるのですが、大人の背の高さでしたら、このほうが、断然、臨場感があって、良いです。
ボード下の空間も広がりまして、メンテナンスなどで、ボード下にもぐる際にも、移動しやすいと言う利点もあります。
私も、常設させるとしたら、同じように、目線の高さくらいにしたいなと、強く感じました。
スポンサーリンク
その他、平井鉄道様のお話ですと、高いところにあるので、その分、ホコリも貯まりにくいとの事でして、納得です。
ちなみに、ホコリ対策としては、部屋の中で、空気清浄機を回していると、だいぶ違うとのお話も頂けました。
レールは、当然、走らせれば、スパークして、汚れますが、空気清浄機は、そういえば、レンタルレイアウト店さんでも、導入しているところが、多く、とても良いアイデアだと存じます。
カゼ防止にもなりますしね。
私の場合、現在、分割式ジオラマは100%、土台をスタイロフォームだけにしています。
昔は木製土台だったのですが、なにせ、重いので、今では、木製の土台やボードは、使っていません。
スポンサーリンク
持ち出しして設置する運用が、メインの活用方法となるため、運搬の支障にならないよう、少しでも、軽い素材にすると言う理由もあります。
ただ、スタイロだと、どうしても、ボードと、ボードの、つなぎ目部分に、数ミリ程度の「空間」が生じてしまいます。
参考までに、下記は、私の「隙間あり」になってしまっている分割式ジオラマです。
平井鉄道様の場合、木製土台の上にスタイロを配しておられましたので、同じようなものなのですが、つなぎ目の部分には、きちんと「板処理」がされているのです。(下記写真参照)
板と板で、合わせておられるため、ほとんど、すき間が発生せず、よくみないと、どこが、つなぎ目なのか?、わからないくらいです。
このような細かい処理が、平井鉄道様のジオラマでは、施されておりまして、私にとっては、今後の大きな課題が生じてしまったと言う、衝撃を受けた感じです。
すなわち、製作過程において、ラクをしてはいけないと言う事です。
どうしても、簡単に済まそうと考えてしまい、すき間をなくすではなく、すき間が目立たない方法を取ってしまうのですが、はやり、つなぎ目は、すき間が、もともと無いほうが、良いですのでね。
このような部分でも、平井鉄道様の実力を、改めて、突き付けられました。
スポンサーリンク
また、平井鉄道様のポイントの制御は、市販の電動式ではなく、自作式になっておりました。
ラジコンのサーボで、動かしているのか?とおもいきや、なんと、ギアボックスを流用されておられました。
アイデアが素晴らしいですねと言うよりは、かなり経験も積まれておられる結果のアイデアでもあると、感じました。
スイッチを自作されている方は多いですが、手間暇かけた自作制御は、正直に申しげて、初めて拝見いたしました。
平井鉄道様の場合、もちろん、スイッチも、自作されている部分もあり、ほんと、ポイントは、消耗品のため、市販の電動ポイントを使った場合、そのうち交換覚悟なのですが、これまた素晴らしい物でした。
お聞きしても、私の技量では、ここまで、できないので、詳しい状態までは、お伺いいたしませんでしたが・・。
スポンサーリンク
もちろん、街並みなどの情景も、とても素晴らしく、リアリティーがあります。
踏切もセンサーで動作致します。(一部は故障・調整中でした)
また、踏切にある、特殊信号発光機(回転形)も設置されていまして、実際に、赤色信号が、回転します。
これも、初めて、見ました。
ご自作されたとのことですが、私も、欲しくなってしまいます。
写真ではわかりにくいまで、総合編集前に、先行して短い動画をUP致しましたので、下記よりご確認賜りますと幸いです。
相模原鉄道模型クラブのメンバーでも、平井鉄道様のように、自宅にジオラマを設置されている方が、当然おります。
もちろん、ひとりで、楽しむのも、良いのですが、他のメンバーと接続できる「集合式ジオラマ」(クラブ規格)を、ひとり1台でも、持ち寄って、会場で繋げて、みんなで楽しむと言うのも、なかなか良いものです。
線路やボードサイズの規格を統一することで、各メンバーが作ったジオラマを持ち寄り、その都度、繋げて、走行させることができます。
そのため、毎回、レイアウト構成が違うと申しましょうか?、バリエーションが異なるレイアウトになりますので、なかなか飽きも来ないのが私共の特徴と言えます。
とにかく長く繋いで、線路の長さを、ロングにもできますし、細かく、グループ分けでして、線路数を増やす設営では、過去最大16線も、実現できております。
更には、ジオラマまでは作れないけど、自分の車両を走行させてみたいと言うメンバー様も、半数以上はおられまして、貴重な車両だったり、様々な鉄道模型列車が走るので、これまた楽しいところです。
平井鉄道様の場合、団体活動がメインの活動ではないと存じますが、それはそれで、素晴らしい動画配信などを、なさっておられる訳でして、やはり、自宅にてしっかりと広げられるジオラマが理想形であることは間違いありません。
私も、スペースの確保ができれば、平井鉄道様までとは行かなくても、常設での設置をしたいところですが、なかなか困難な状況です。
当方のジオラマは、普段は、保管していて、出していないので、やはり、常時、出しておけるスペースがあるのは、うらやましい限りでございます。
ちなみに、私の場合は、他のメンバー様と接続できる分割式ジオラマと言えども、単独周回できるようにも、設計致しております。
単独運用できるのは、2セット、揃えているのですが、一番大きいのでも、今のところ、3000mm X 900mm 程度ですので、ぜんぜん、平井鉄道様の持ち運び可能(移動可能)ジオラマの方が、規模も大きいのです。
また、貸切会場での短時間設営を重視し、建物に照明などは、あまり入れていないため、ほんと、平井鉄道様のジオラマは品質が高く、とても参考になります。
ただ、平井鉄道様のように、これだけ大きいと、運搬には、ワゴン車や2トン・トラックなどが必須になるでしょうし、運搬先での設営にもかなり時間を要すると感じました。
しかし、お伺いしたところ、設営は1時間程度の作業で完了するとの事でしたので、これまたビックリです。
私の場合、走行安定性を重視して、線路は、半固定と申しましょうか?、分割式ボードの繋ぎ合わせで、多少のずれが生じても、線路自体は、ズレないようにしています。
その線路設営が、時間がかかる要因だと感じました。
今後は、レイアウト設計を、もっと、共通化させ、設営時間短縮を図っていきたいと感じた次第です。
本来であれば、平井鉄道様のように、動画配信も、もっと頑張りたいのですが、これも、なかなか時間が取れず、思うように進んでおりません。
しかし、今後は、会場から、生中継でのライブ配信を行うことも、将来的には、チャレンジして参りたいと存じております。
スポンサーリンク
あと、平井鉄道様のプレートが新発売されています。
お買い求めは、直接、平井鉄道様に、お願い申し上げます。
平井鉄道さまのYouTubeチャンネルは下記になります。
ぜひ、チャンネル登録賜りますと幸いです。
平井鉄道様の足元にも及びませんが、下記は当方のYouTubeチャンネルになります。
よろしければ、あわせて、チャンネル登録賜りますと、うれしく存じます。
動画も少し撮影させて頂きましたが、編集がヘタでして、公開までかなり時間が掛かるため、後日(3週間後くらいに)、UPさせて頂く予定です。
・ 動画編集、大変お待たせ致しました。UP致しました。
動画を再生したあとに、YouTubeの文字を選択すると、拡大してご覧頂けます。
以上、貴重な機会を賜りました、平井鉄道様に改めまして御礼を申し上げます。
・鉄道模型Nゲージ運転会報告2021年6月 (橋本・非公開・非公式)【相模原鉄道模型クラブ】
・平井鉄道様「鉄道模型ジオラマ」での出張運転会「第2回」実施報告
コメント