小田急「特急ロマンスカー」GES前展望席を予約する方法

特急ロマンスカー

特急ロマンスカー前展望に乗車

小田急の特急ロマンスカー「はこね号」(GSE)の前展望席1番前と、後展望の1番後ろに乗車して参りましたので、予約方法などをレポートさせて頂きます。

特急ロマンスカー

お恥ずかしい話、首都圏の電車に乗ると言うのは、実に2年ぶりくらいです。
新型コロナで外出自粛になる前から、首都圏の在来線には乗っていませんでした。
この2年間、緊急事態宣言になっていないときを狙って、遠出しております。
東海道新幹線は乗車しましたが、新横浜駅まで、クルマで行っています。
横浜スタジアムにて阪神戦も観戦もしていますが、当然、クルマで横浜まで、行っています。
東京の日本橋郵便局に用事があった際にも、車で向かいました。


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混雑していない、大宮の鉄道博物館にも行きましたが、もちろん、クルマで行っています。
大井川鉄道や、東武鉄道のSLに乗車するにしても、現地まで、クルマで行きました。
小田急ロマンスカーミュージアムにも、海老名まで車で行っています。
ただ、今回は特急ロマンスカー70000形「GSE」の展望席に乗車するのが、目的であったため、さすがに首都圏の電車には乗らない連続期間は、途絶える結果となりました。
自宅から最寄りのJR横浜線は、もう3年くらい、乗車していませんが・・。


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GSE前展望

展望席は特別料金なしの一般料金(運賃+特急料金)で乗車できます。
2列目以降はともかく、最前列は、+500円くらい、特別料金、支払っても、よいくらいに感じますが、とても良心的です。
下記写真は、70000形GSEの前展望席から撮影したものです。

箱根登山鉄道・三線軌条

なお、GESは、執筆時点では2編成あります。
ただし、定期点検などもあるため、展望席がある特急ロマンスカーは、VSEとGESを交互に使用することがあります。
そのため、実際に乗車する日にちで、インターネット予約検索して、どの形式の編成が、どの時刻に運行される予定か?、確認してから、行程を組む必要があります。


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MSE(60000形)と、EXE、EXEα(30000形)は、展望席がないロマンスカーです。
ただし、一番前の席で、A席・B席の予約を取れば、実質、展望席に近い状態にはなります。(若干低いところが見にくいですが・・。)
C席・D席は、運転席の後ろになるため、前の方は、見えません。
下記は、EXEαの10号車14B席からの眺めでして、相模大野から新宿に向かう間、乗車しました。(相模大野駅まではクルマで行った)

EXEαの10号車14B席からの眺め

VSE (50000形)と、GSE (70000形) の特急ロマンスカーは、前展望席・後展望席があります。

GSE (70000形) の特急ロマンスカー

下記は、7号車14D席からの眺めです。

7号車14Dからの眺め

今回、GESの展望席に乗車する目的で、調べましたら、下記の平日ダイヤで運行がありました。
他の時間もありますが、参考までに、今回は下記でチョイスしました。

新宿駅 12:00発
はこね15号
箱根湯本 13:34着

箱根湯本 13:48発
はこね20号
新宿駅  15:27着

ただ、さすがに1ヶ月前くらいの、座席予約時において、前展望(進行方向の展望席)の1番前は、予約が取れませんでした。
2列目展望は、空いてましたが、1列目でないと、展望はよくありません。
多少の傾斜はついているのですが、2列目だと、そんなに良くは見えないのは、若い頃に経験済みです。

まだ20代だったころには、新宿~町田は、よく特急に乗りましたので、駅の窓口で特急券を購入する際に「前展望があいてましたら、お願いします」と、よく確保していました。
10回以上は、前展望席の1番前に乗ったことがあります。
後展望のほうが、少ないかもしれません。
平日の昼間でしたら、結構、展望席、当日でもあいてました。

小田急電鉄

ただ、今では、インターネットから予約も取れますし、スマホの画面からでも簡単に手続きできます。
そして、席種を選ぶ際には、号車指定だけでなく、座席位置も選べますし、ご丁寧に「前展望」の選択欄もあります。
そのため、展望席は、昔よりも確保しにくくなっていると感じます。
増して観光客も多い2019年までは、厳しかったのですが、新型コロナでの外出自粛により、今ではロマンスカーの一般席は「ガラガラ」な状態です。
ほんと、気の毒なくらいでして、今回も、16席ある展望席にはある程度、座っている乗客がいましたが、他の一般席は、乗客がいない状態でした。

ともあれ、前展望を狙ってみるため、特急ロマンスカーの予約システム「ロマンスカー@CLUB」で空席確認してみました。
ロマンスカー@CLUBは、ガラケーの頃から利用していましたが、今でも、IDなど有効だったので、助かります。

前展望席のGET方法

発売は1ヶ月前からです。
1ヶ月前に予約確保するため、朝10時の発売前に、小田急線の駅の窓口に、朝9時40分頃に行って「発売と同時にMFITT端末を叩いて欲しい」と、お願いしてみて、取れるかどうか?といった感じです。
そこまで、するつもりはなく、普通に、ロマンスカー@CLUBでチャレンジしました。
そのため、最初の予約時点では、すでに前展望席は、予約で埋まっており、あいていた後展望で確保していました。
でも、当日、自宅を出る前に、空席を念のため調べてみますと、なんと、新宿行きに関しては、前展望の1番前が、空いているではないですか?
と言う事で、乗変しようと考えたのですが、乗車変更は、システム上、同じ列車へは、変更ができないのです。
そのため、先に新規で、あいている前展望の1番前を予約・購入して、そのあと古い予約を「払い戻し」手続きしています。
ロマンスカー@CLUBの場合、発車時刻15分以内になると、払いもどし手数料が必要ですが、15分以上あれば、手数料なしで、払い戻しもできますので、助かります。
<注釈> ロマンスカー@CLUBは、購入用のポイントを1000ポイント単位にて、クレジットカードで購入し、そのポイントを使う購入方法のため、払い戻しもポイントで戻ります。
この払い戻しが無料で、簡単にできる、親切な対応が、前展望を予約していても、ギリギリで、キャンセルする人がいる状態を、産んでいるのでしょう。
と言う事で、1ヶ月前に、すでに取れない状態でも、ぜひ、2日前・当日でも、前展望席、予約できるか?、挑戦なさることを、お勧め申し上げます。

以上、今回は、箱根湯本までは、GSE後展望の一番後ろ、新宿まではGSE前展望の一番前と言う行程になりました。
ただし、座席は、どちらとも、7号車14番D席(奥さんC席)でしたので、行き帰りに撮影した動画や写真が、みな、同じようなアングルになってしまっています。

箱根登山鉄道・三線軌条

なお、前展望席の1番前を取りやすいのは、新宿発ではなく「箱根湯本駅」から出る上りのほうが、予約は取りやすいです。
箱根観光にしても、帰りまで、しっかり計画立てて、旅行される方は、少ないですのでね。

特急ロマンスカーに乗車する場合、ロマンスカー@CLUBにて予約・購入済みであれば、その座席に座るだけでして、紙の特急券などに引き換える必要はありません。
車内検札も、予約した席に、間違いなく座っていれば、車掌さんから、声を掛けられることもありません。
乗車券は、普通に小田急線に乗るように、改札にてSuicaやPASMOなどで、通過してください。
小田急全線フリーパスなどは、駅の券売機で発券・購入ですが、クレジットカードも使えます。

下記では、前展望席からの動画も公開しておりますので、よければ、ご覧頂けますと幸いです。
動画を再生したあとに、YouTubeの文字を選択すると、拡大してご覧頂けます。

バブル期(1989年頃)には、ロマンスカーも、予約が取りにくく、たまに、ロマンスカーに乗車すると、隣の席に座った、見知らぬ紳士が「自分だけ飲むのは、あれだから、ビールおごるよ」なんて、車内販売をご馳走になったこともありました。
それも、1度や2度ではないです。
ミニ瓶だったウイスキーを、ご馳走になったこともあります。
今はもう、そんな、良い時代ではありませんが、ロマンスカーを思い浮かべると、昔の良い時代を思い出します。
良い年になった私も、昔に見習って、若い方に、ビールくらい、おごりたくても、今では、その日東紅茶の車内販売も、ありません。


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今回、乗客減少に苦しんでいる、鉄道会社さんへ、とても微力ながらの恩返しが、精一杯の行動でした。
もちろん、消毒液を持参するなど、感染防止対策をしっかり行ったうえで、頑張りました。
早く、箱根にも、たくさんの観光客が戻って頂きたいと、願いつつ、小田急「特急」ロマンスカーの前展望と後展望に関して、レポートさせて頂きました。
久しぶりに、電車乗ったので、肩がこって、次の日、大変だったのは、言うまでもありません。

あと、2021年7月に、TOMIXより発売予定のNゲージ(下記)は、既に、予約もさせて頂いております。

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