超精密鉄道模型 KATO 10-1727「SL人吉」特別企画品蒸気機関車58654+50系客車 4両セット Nゲージ

鉄道模型(Nゲージ) KATO 10-1727「SL人吉」特別企画品蒸気機関車58654+50系客車 4両セットが2022年11月に新発売されましたので簡単にレポートさせて頂きます。
まずKATOさんのSL人吉を拝見して、最初に感じたことは「とても精密だ」と言う事です。
精巧と言うべきでしょうか？
配管1本にしても細かくリアルに再現されており、1/150と言う小さな鉄道模型とは言え、その出来栄えにビックリ致しました。
普段、走ってなんぼの考え方であり、精巧などは二の次である私が言うのですから間違いありません。

58654の車番なども最初から入っているので、あとからシールを貼る必要がなく、これはとてもありがたいです。

ただし、精密ゆえにくっついている部品は「もろい」と感じました。
はずれやすい、なくしやすいと言うとわかりやすいでしょうか？
デメリットにも感じますが、実際に「煙突」がとれてしまいました。

ケースから出した際には問題なかったのですが、元のケースに戻す際にポロッと落ちてしまいました。
もし、気が付かなかったと考えると、とても恐ろしいです。
幸いにも無くなるまでのトラブルには発展しなかったのですが、煙突を元の位置に戻すのに、とても時間を要してしまいました。
再び取れるだろうと考え、本当はやりたくないのですが、接着剤で煙突を固定させて外れないようにしました。
その他の部品類も扱いがぞんざいだと、簡単にとれてしまいそうですので、ケースからの出し入れなどはかなり慎重に行う必要性があると考えています。

門鉄デフも、そもそもの構造上弱そうですし、汽笛部分なども細いこと、細いこと・・・。
白色の握り棒もすぐにポロッといきそうですし、色々と壊しそうな予感です。
もし、中古でSL人吉を入手される場合などには、部品が欠落していないか入念にチェックする必要性もありそうです。

また、KATOさんには、補修用のパーツも1個11円などで販売して頂けると、とてもありがたくお客様本位になると存じます。

あとから気が付いたのですが、ヘッドマークは自分で取り付けする必要があるらしいです。
ヘッドマーク台座の小さな部品もあるようなので、今度、相模原鉄道模型クラブのメンバー様にお願いしてつけてもらおうかな？

客車もかなり作り込んでいると言う印象です。
まだ、試していませんが、車内にあるミニSLミュージアム展示棚が、通電時には白色に点灯するらしいと言うこだわりも。
ただ、室内灯を入れるとどうなるのでろうか？と言う感じです。
そもそも、室内灯はどんな販売でも最初から標準装備でお願いしたいところですが・・・。

しかし今回のSL人吉の製品化はとても人気で、新品でもすでに入手困難なのがよく分かります。
最初、購入するつもりは無かったのですが、買ってよかったと言うのはこのようなことを言うのでしょう。

少しだけ動画にもしてみました。
よければ下記も合わせてご覧頂けますと幸いです。