共同運転会モジュールレイアウト(集合式モジュール)「KATOレール規格」(T-TRAK版)【相模原鉄道模型クラブ】

お城の「石垣」作り方~鉄道模型ジオラマ

相模原鉄道模型クラブでは、Nゲージの集合式ジオラマ(集合式モジュール)にご協力頂ける場合、下記の通り、レギュレーション(規定)を定めさせて頂いております。

TOMIXレール 集合式モジュール規格
TOMIXレール 集合式A4サイズ・ジオラマ規格
単独ボード・単独モジュール「運転会・設置」

このページでの案内は、KATOレール(Nゲージ)を使用したモジュール規格です。

相模原鉄道模型クラブとしては、トミックス・レールを使用したモジュール規格にて、現在、運転会運用しております。
そのため、KATOレールでの集合式ジオラマ(移動型の集合式モジュール)規格としては、メンバー様からの新たな発案をお待ちしておりました。
しかし、発足3年目を迎えても発案が無いため、相模原鉄道模型クラブにおける、Nゲージ線路「KATOレール」(KATOユニトラック)を使用したモジュール規格を、下記の通り「T-TRAK」に準ずるよう定めさせて頂きます。


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TOMIXでのメーカーにおいて、執筆時点でこのようなジオラマの規格は無いのですが、もともとKATOレールを使用する場合、既存のモジュール規格(レギュレーション)としてT-TRAK(ティートラック)がございます。
このT-TRAK規格にてジオラマを製作した場合、日本国内にて開催されているいくつかの展覧会・作品展にも、個人レベルなどで応募・展示が可能となりますので、相模原鉄道模型クラブ(SRC)でのKATOレール・ジオラマも、T-TRAKを採用させて頂くことに致しました。

これにより、KATOレールのジオラマにおいては、作品応募とSRC運転会の二刀流も運用可能になります。

応募可能な作品展など

T-TRAKジオラマコンテスト (毎年6月頃締切)

城南島 鉄道模型モジュールLAYOUT AWARD (毎年1月頃締切)

すなわち、T-TRAK基準でジオラマ製作すると、応募展などに出展も可能になり、更には普段は相模原鉄道模型クラブの運転会でも使用することができることになります。

T-TRAK規格

ボート・レールなどは、T-TRAKモジュール製作に必要なものがすべて揃っているオールインワン・セットが市販されています。
商品に添付されている説明書をよく読んでレールを配置して頂ければ、SRCの運転会でも他メンバー持参のT-TRAKと接続して、すぐに車両走行をお楽しみ頂けます。

ボードは直線のシングル、直線のダブル、コーナーの3種類ございます。
基本的にカトーでの通販でお求め頂けますが定価販売のため、ジョーシン電機webなどで在庫があればお安くご購入頂けます。
※比較的完売になりやすいため、あるうちに手に入れておくことをお勧め致します。

ひとりで直線シングル2枚(ダブル1枚)をお作りになり、更に追加で制作頂ける場合には「コーナー」もご検討頂きまして、運転会での配置バランスにご配慮頂けますと幸いです。
※直線ボードばかりにならないようお願い申し上げます。

■28-882 T-TRAKボード コーナー

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■28-880 T-TRAKボード シングル

執筆時点ではジョーシン在庫がないため、現在はお勧め致しません。(入荷したのを確認できたら更新予定)
今すぐお求めの場合には、カトーでの通販にてお願い申し上げます。

■28-881 T-TRAKボード ダブル

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■28-885 サブテレインT-TRAKキット直線 

カトーでの通販でお求め頂けます

■28-886 サブテレインT-TRAKキット 曲線

カトーでの通販でお求め頂けます

KATOレールの集合式ジオラマは、T-TRAKに敬意を表して採用致しましたので、イレギュラー・サイズは不可とさせて頂きますこと、ご容赦願います。

運転会での予備持参

SRCでの運転会において、メンバー様がご持参頂いたT-TRAKボードだけで1周(周回)レイアウトになると良いのですが、当面は台数も少ないと考えられるため「無理」だと容易に推測できます。
そのため、誠に恐れ入りますが、T-TRAK持参のメンバー様は、周回(エンドレス)として組めるように「予備」の複線レールと高架対応のご持参にご協力をお願い申し上げます。
特に最初の頃には、ボード数も少ないと予測されますので、予備レールのほうが多くなりますこと、ご容赦願います。

KATOカーブ複線の予備対応は、R315/282mmになり、具体的には下記のとおりです。

20-184 複線アプローチ線路R315/282mm
20-183 複線曲線線路R315/282mm

直線レールの予備対応は、レール全長310mmに合わせる必要があります。

20-004 複線直線線路248mm
20-042 複線直線線路62mm 

高架橋の対応としては最低でも高さ70㎜(7cm)必要となります。
通常の橋脚は高さ5cmのため、2cm以上の「かさ上げ対策」(板材や更なる勾配など)のご準備をお願い申し上げます。

ジオラマ製作上の注意

線路の配置位置などは、T-TRAKの説明書にあるとおりに設置願います。
ボード自体を自作される場合には、T-TRAKの基準に順次、高さ調整できるアジャスターを必ずセット願います。
情勢として構造物・樹木・背景ボードなどを設置する場合には、ボードかららはみ出ないように製作願います。
製作途中の状態(未完成)でもSRC運転会にご持参頂き試験走行願います。
2台以上製作される場合などには、DCフィーダーの配置をお願いします。(フィーダーの向きは説明書に従ってください)
3台以上製作される場合などには、途中に「リレーラー線路」のご配慮を頂きますと脱線軽減に繋がります。
各コンテストなどに出展するご予定の場合には、個々のレギュレーションを確認のうえ、製作願います。(高さ制限などがあったりします)
作品展などに応募される際に、相模原鉄道模型クラブの名称をお使い頂ける場合には、調整致しますので高田まで応募申請前にご相談願います。

鉄道ジオラマでの最優先事項は「走行安定性」となります。
スケールが小さいため、100%安定させるのは、難しいのですが、脱線が多かったり、走行障害が多い状態ですと、運転会や出展に支障がでます。
走る側も、作る側も、ご配慮のほど賜りますと幸いです。

情景を作る際の向きですが、T-TRAKの場合基本的には、手前から見て大丈夫な情景がベストになります。(全方向はお勧めできない)
よって、情景の東西南北(方角)は、南が手前、奥は北側にてお願い申し上げます。


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運転会にて設営する際には、すべてのジオラマが2時間以内でセットできる量にてお願い申し上げます。
ご不明な点があればFacebookグループ本隊より遠慮なくご質問願います。

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