TOMIX(トミックス)より、2018年5月に新発売された、品番92147、国鉄「キハ17形」ディーゼルカーセットが、昨日、届きました。
昔から発売されていたものですが、品薄になったので、再度製造販売した「再販品」と言うことになります。
セミクロスシートとなった206号以降を模型化したようです。
ただし、当初は2018年4月発売予定だったのですが、例によって5月に発売延期となっていました。
そして、5月30日発売となり、届いた次第です。
トミックスに限らず、KATOなど他社でも同様に発売が遅れることの方が、圧倒的に多いと言う鉄道模型業界ですが、消費者は予定が狂ってしまい、販売店も振り回されることでしょうし、ほんと困ります。
なんとか、ならないんですかね?
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トミックスの92147は、2両セットですが、1両でも運転に適しているのか?
要するに、運転台が車両の両側にあるのか?、それとも片側だけなのか?
これが、ずっと気になっていたのですが、届いた製品を見る限り「2両編成」での運行となる、片側運転台でした。
キハ52のように、1両編成では使えません。
国鉄キハ16形だと、単行できるのかな?
国鉄キハ17形は、1953年(昭和28年)に国鉄(日本国有鉄道)が開発した一般用の気動車で、シリーズは728両が1957年(昭和32年)までに製造されました。
728両のうち、1957(昭和32)年までに402両も製造された中心的な車両で、日本初の本格的量産型液体式気動車でした。
このように、キハ17形が最多形式だったため、キハ10ではなくキハ17系とも呼称されることもあります。
液体式気動車と言うのは、車輌の動力伝達にトルコン(トルクコンバータ)を使った方式です。
簡単に申しあげると、自動車のオートマと同じような機構と言うことですね。
ちなみに、TOMIXから92146のキハ16形も発売されていますが、キハ16形は99両製造です。
キハ17形は片運転台・トイレ付の本系列の中心的な形式となっています。
最高速度は時速95km。
車体の大型化と居住性を客車並みに向上させたキハ20系が登場し、キハ10系は1984年に廃車となりました。
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このキハ10系は軽量化のため狭幅車体とされたのが大きな特徴で、同系で確立された新技術は後のキハ20系、急行形キハ58系、特急形キハ80系へと引き継がれていきました。
さっそく、室内灯も組み込みまして撮影してみましたが、さすがトミックスさんでして、ディテールもなかなか良いのではないでしょうか?
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