筑波山ケーブルカー(つくばさん-けーぶるかー)とは、日本100名山である筑波山(標高877m)にある筑波観光鉄道筑波山鋼索鉄道線の事を言います。
宮脇駅から筑波山頂駅までは、中間駅はなく全長1634mは日本で3番目に長い距離で、線路の3分の1がカーブしており、最小曲線半径は250mです。
山頂付近にある長峰トンネル(118m)もカーブしていますが、日本でダイナマイト掘削したトンネルとしても最初の頃です。
最大勾配358‰、最小勾配207‰、高低差495m(日本2位)、軌間1067mm (JR在来線と同じ狭軌)となります。
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古来より板東無双の霊山と仰がれる筑波山の観光開発のため敷設されました。
関東地方では箱根登山ケーブルカーに次いで2番目に古く、日本全国では5番目のケーブルカー路線です。
ちなみに、日本で一番古いケーブルカー(日本初のケーブルカー)は、1918年(大正7年)に開業した生駒鋼索鉄道(生駒ケーブル)です。
鉄道事業法でのケーブルカーとしては、一番東で、一番北にあるのは青函トンネル記念館の青函トンネル竜飛斜坑線がありますが、地下ですので、地上の観光用ケーブルカーとしては、筑波山ケーブルカーが、日本で一番東にあると言う事が言えるでしょう。
時速約12kmの筑波山ケーブルカーの運転間隔は20分間隔となっています。
下記の写真は、中腹の宮脇駅。
乗車する場合、筑波山神社付近の有料駐車場にクルマを止めるか、つくばエクスプレス(TX)の終点である「つくば駅」まで行き、1番バス乗り場の筑波山神社入口・つつじヶ丘行き「直行筑波山シャトルバス」に乗車して約40分、筑波山神社入口下車の徒歩20分となります。
クルマの場合には、筑波山神社付近の有料駐車場利用となり、乗り場まで徒歩20分です。
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