Nゲージのジオラマに置いて、簡単に作れる「池」の制作方法と必要な材料などをご紹介いたします。
鉄道模型のジオラマにて、中途半端な場所(デッドスペース)ができてしまった場合には「池」の設置がお勧めです。
池でしたら、大きさ・サイズ、形・形状など、色々と自然界にもありますので、小さな池から、大きな池、変形している池、ひょうたん池があっても、良い話ですので、とても使い勝手も良いです。
また、接続する「川」があっても良いですが、池でしたら、川が繋がっていない池も、自然界にはありますので、手間暇も、都合によって対応できます。
ただ「水系」と考えてしまうと、色々と塗装などが「大変」と感じる方も多いかと存じます。
確かに「川」は、多少なりとも「高低差」があったり、段差なども考えますと、色々と工夫しなくてはならない点が多いです。
上流域・中流域といった河川敷には、小石などを敷いて、石がゴロゴロしている情景にする必要性もでてきますしね。
しかし「池」であれば、石がなくても不自然ではありませんし、水面も、まっ平らですので、そんなに苦労しません。
と言う事で、現在、制作中の分割式ジオラマのへき地に、池をセットするべく、作成してみました。
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下記の線路の内側が、余剰スペースになっています。
なおかつ、分割式の分かれ目も目立つ状態ですので、その隙間を少しでも、わかりにくくするべく工事を行う計画です。
分割式の繋ぎ目を隠す目的で、下記のような形状にな加工した「板」を、ポンと置くように固定しないように考えました。
取り外し可能と言うよりは、そこにポンと置くだけという感じです。
板は、紙類ですと変形して、曲がってしまい、地面と空間ができてしまいますので、プラスチックの板か、スチレンボードがお勧めです。
池の部分の素材は、例によって100円ショップ「ダイソー」で販売しているプラスチックの板(ブルー)にしました。
それを適当な感じに、ハサミで切って、板に貼ると言う感じです。
そして、池の周りの地面部分は、適当に、緑で塗りましたが、お好みで茶色系でも良いでしょう。
池の底面(反対側)には、事前に白系の塗装などをして、深みや、浅瀬を再現するようなことも可能です。
塗料は、かすれる位、薄めに塗るのがコツです。
塗った面を下側にしますと、良い感じになります。
こうして板の部分を作ったら、KATOのテラプランツ(旧名:フォーリッジ・クラスター)で、木々を表現します。
フォーリッジクラスターは、緑色、暗緑色、明緑色と3種類ありますので、できれば3種類すべて用意しましょう。
3種類あれば、少しは違った色で表現できますので、より、リアルになります。
フォーリッジと言うジオラマ用品もありますが、使うのはフォーリッジ・クラスターになりますので、間違えて買わないようにご注意願います。
※フォーリッジはバラバラ(くず状態)ですが、テラプランツ(旧名:フォーリッジ・クラスター)は集団(くっついた状態)になっています。
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そして、テラプランツ(旧名:フォーリッジ・クラスター)は、適当な大きさにちぎって、ボンドで固定させていきます。
ボンドは水で薄めたものではなく、普通のボンドです。
速乾性ボンドが最適となります。
ボンド液はケチらず、少しタップリ目に塗ってくっつけると良いです。
あと、小石を少し拾ってきて、池のほとりに数個だけ配置しても、より情景を出せます。
なお、今回のように、板に池を作る場合には、板の外側も、はみだすような感じでテラプランツ(旧名:フォーリッジ・クラスター)をつけると、板に乗っているとわかりにくくなります。
直接、ジオラマのボードにつける場合には、そのような工夫までは不要ですが・・。
ボンドの乾燥には24時間以上、待って頂ければ大丈夫かと存じます。
池の淵(端っこ)には、ちょっとした砂浜を設けても良いです。
特に技術などは不要ですので、素材を用意すれば、誰でも作れる簡単な池の作り方でした。
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