蒸気機関車 D51 895号機 奈良県王寺町(王寺駅)舟戸児童公園

蒸気機関車 D51 895号機

蒸気機関車 D51 895号機

蒸気機関車 D51 895号機 は、奈良県王寺町のターミナル駅「王寺駅」からほど近い舟戸児童公園に静態展示されている。
この舟戸児童公園は、JR関西本線と、近鉄・田原本線に挟まれた、線路と線路の空き地を公園にして1989年から展示されている。
恐らく電車の車窓からも見える事であろう。
D51 895号機は、昭和19年5月に製造され、昭和47年11月に引退したSLで、JR関西本線やJR草津線を走っていたようだ。


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前述したとおり、線路と線路の間であるため、かなり回り込まないと展示されてい土地に入れない。
そのため、今回はこのような撮影になってしまったのでご了承願いたい。

蒸気機関車 D51 895号機

ちなみに公園に行くためには、国道の高架橋・東側にある歩道を渡る途中から、公園に降りられる階段があるようだ。

場所などは、当方のオリジナル地図「大阪・京都・奈良方面」にてポイントしている。
大坂・京都・奈良など関西方面の史跡
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)

王寺駅と新王寺駅

しかし、大阪のベッドタウンとなっているこの「王寺町」(おうじちょう)だが「王寺」と言う名のがある訳ではない。
ただし、聖徳太子が建立した放光寺(片岡王寺)がかつてあったようなので、聖徳太子は若い頃「厩戸皇子」、すなわち王子であるため、王寺と言う地名になったのか?
確かに法隆寺までは、渋滞していなければクルマで10分ほどの距離である。(奈良は道路事情あまりよくないので渋滞はする)
JR王寺駅は留置線もたくさんあり、大坂方面の始発も多く本当に大きなターミナル駅である。

近鉄も生駒線が王寺駅、そして田原本線も王寺に来ているのが、なんと線路が繋がっていない。
ホームは東西と言うかすごく至近距離になっており、地図では線路が繋がっているようにも見えるのだが、王寺駅と田原本線の新王寺駅は別々の駅だ。
ただし、駅と駅を結ぶ連絡通路はあるようで、運賃は近鉄のとおしが適用されると言う。
まぁ、色々と鉄道を買収・合併した歴史があるため、このように面倒な状態になっているのであろう。
ちなみに、田原本線は「たわらもとせん」と読み、田原本町(たわらもとちょう)まで伸びていることからの名称。
鉄道の本線(幹線)と言う意味ではないので、これも関東人から見れば驚きと言うか、ややっこしい。


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田原本線の西田原本駅も、近鉄・橿原線の田原本駅と近接しているが、線路は繋がっておらず、近鉄としては孤立した路線と言えよう。
なお田原本線は軌間1435mm(標準軌)だが、近鉄の場合、狭軌 (1067mm) の鉄道路線の方が少ないので素晴らしい。

王寺町でも町立小学校・中学校は中高一貫となり、小学校・中学校ではなく「義務教育学校」と言う名称に統一されている。
これは、子供が少ないもう地方では、流行(はやり)でもある。

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蒸気機関車 D51 422号機 広島県尾道市
蒸気機関車 D51 351号機「南木曽のSL公園で静態展示」

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