新幹線グリーン車や、一部の特急グリーン車などにある「フットレスト」(足置き)の正しい使い方を明記しておきたいと存じます。
電車のフットレストですが、実際には「靴のまま」足を乗せてよい面と、「靴を脱いで」靴下などの状態で足を乗せてよい面(土足禁止)の2面(裏・表)ある場合が多いです。
例えば新幹線のグリーン車の座席にあるフットレストで解説してみたいと思います。
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フットレスト、足を乗せる面ですが、床のカーペットと「同じ模様」(同じ材質)の時には、土足のまま(靴を履いたまま)使います。
床の上を靴のまま歩くのと同じです。
そのため、フットレストのシート部分(布部分)も、同じものを使っています。
ただし、フットレストをひっくり返した場合(展開された時)には、下記の写真のように、床とは異なる模様の布になっています。
すなわち、床とは違う模様ですので、靴を脱いだ状態で使用するのが、正しい利用方法になるようです。
このように、床のカーペットと、同じ素材が使われている時には、靴のままフットレストを使い、違う面では、靴を脱ぐと言うのが正式となります。
新幹線に限らず在来線特急のグリーン車(一部の普通車)、私鉄の特急などでも同様です。
通路や座席下など土足で踏むカーペットと同じ素材面でしたら土足OKで、カーペットの色や素材・模様が違うのであれば「靴は脱ぐ」とご理解賜ると良いでしょう。
ただし、マナーにも注意したいところです。
靴を脱げは、足の解放感がありラクなのですが、隣の座席にいる方は、不快に思うかもしれません。
それは、足の匂いが「臭い」場合があるからです。
ご自身が男性の場合、隣が女性だったときには、靴は脱がないほうが良いかも知れません。
余談ですが、下記は、AC100Vの2Aコンセントに関しても、少しマナーを解説したみたいと存じます。
コンセントは、窓側の座席した付近にあり、3人掛けでも、ひとつしかない場合もあります。
しかし、ひとつの場合、窓側の人だけの専用と言う事ではなく、隣の座席の人(窓側以外の人)にも使用権があります。
これは、JR東海などの運行会社も同様の見解です。
要するに共用の電源ですので、使用する場合には、お隣の方に「電源使う時は、遠慮なく声をかけてください」などと、配慮して頂けると良いかと存じます。
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ただし、東海道新幹線のグリーン車(N700系グリーン車)の場合、座席ごとにコンセントが個別にありますので大丈夫です。
2020年頃から順次導入される、N700S系の場合、普通車でも全座席にモバイル電源用のコンセントが用意されます。
なお、新幹線の電源は、出力がたったの2Aしかありませんので、スマートフォンを使いながら、満充電を目指すことは困難です。
ノートPCや、スマホのバッテリー残量を減らすのを防止できる程度とご理解頂けると良いかと存じます。
スマホは画面表示が一番電力を消耗します。
バッテリー残量が厳しくなってきたら、画面の明るさをギリギリまで抑えて消費電力を節約しましょう。
最後にですが、スマホなどを洗面所に忘れたり、寝ている間に座席に落としていたと言う事がないよう、どうぞ、スマホの存在を確かめてからお気を付けて下車して頂ければと存じます。
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レールから給電して、スピード調整などでき、発進・停車も可能な「Nゲージ」です。
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