30年以上前の鉄道模型
カトー の旧EF57を所有しています。
このEF57は、子供?の時にお小遣いをコツコツと貯めて最初に購入した電気機関車です。
当時は今の様な安売り店もなく、電車に乗って街⁉︎の模型屋さんまで買いに行った記憶があります。
今でもちゃんと走ってくれます。
運転席前のデッキと、前に少し飛び出たパンタグラフが特徴的で好きな機関車です。
買った当時からエアータンクが台車に付いているのが気になっていましたが、
やっとの思いで購入した車両に手を加えるなんて当時の自分には出来ませんでした。
最近になって、
鉄道模型を加工する度胸?みたいなモノが付いてきて、
長年気になっていたその部分を加工してみる事にしました。
分解
早速分解してみました。
今の鉄道模型の技術の進化を感じます。
フライホイールなんて当然付いていません、運転席も無ければ機械室の色分けなどもありません。
ライトはむぎ球?でそれなりに高速で走らないと明るくなりません。LEDなど無い時代の代物なのです。
カトー の新EF57の台車はデッキ部分も一体化していると最近知りました。
デッキ部分まで一体となった大きな台車の迫力は旧型の電気機関車の魅力の一つではないかと思いますが、
この機関車でのその加工は大工事となりますので、自分の技術力と相談して今回その部分はそのままとしました。
小加工
念願の加工を行いました。
エアータンクを台車からカッターで切離して、プラ板をベースにエアータンクを接着して
0.3㎜の真鍮線で配管の加工も行いましたが、この配管はもう少し太くても良かったかもしれません。
ついでに車輪の磨き、ギヤ部へのグリスと注油を行いました。
下廻りの塗装
せっかく分解しましたので、
下廻りとパンタグラフにもミッチャクロンを塗布して艶消し黒で塗装を行いました、
カトー 旧DD51
このDD51の購入は、EF57より何年か後だったと思いますがやはり30年以上前の代物です。
デッキ部分とその下の部分が別パーツで色が異なっているので、
流石、精密だなぁと感動してこのカトー のDD51を買った記憶があります。
ですが、横の白線と手摺りが整形色の薄いグレーでなのでいつかは白くしたいと思っていました。
新DD51は白く細い手摺りでとても精巧なので驚きました。
このDD51は分解が難解で、ネットで解体方法を見付けるまでは怖くて分解ができませんでした。
ミッチャクロンを塗布して、下廻りは艶消し黒に、デッキまわりはニュートラルグレー、手摺りと横の白線部分は
艶消し白を筆塗りしました、その為手摺りはちょっと太めになってしまいました…
完成です。
塗料が乾いてから組み立てしました、
最後に吹いた艶消しトップコートで車体が少し白ぽくなってしまいました(汗)
次は半艶のトップコートを試してみたいと思います。
その白くなってしまった事をごまかす⁉︎為、
墨入れをしてみました、
古い電気機関車とディーゼル機関車なので多少の汚れが有った方が雰囲気がありますし…ね。
エアータンクはやはり車体側に付いていた方がいいですね、
配管もそれなりに雰囲気を出しているんではないでしょうか、
簡単な加工でしたが、30年以上前からのもやもやが解消できてとても満足です。
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