nゲージ鉄道模型の情景を撮影するうえで、線路から前展望のように撮影できると、更にレイアウトなどをよくご理解頂けると存じます。
と言う事で、車載カメラのDIYにチャレンジしてみました。
最初は、コンテナを搭載できる貨車(コキ)の先っちょに、超小型カメラを搭載することを思いつきました。
動画用の超小型カメラ、縦横2cm未満のキューブ状のビデオカメラを、コキの先に両面テープでつけて、機関車などで押して走行させ、マイクロSDカードに録画したものを得ると言う感じですね。
第1弾として、カメラも購入して準備したのですが、どうも、SDカードが、うまく入りません。
カードがぶかぶかなんですよね?
固定されていないと申しましょうか?、パカパカと申しましょうか?
しばらく、そのまま、ほっといたのですが、どうも、カメラの組立製造じたいが不良品なのではないかと言う判断で、第2弾として、別のカメラを購入しました。
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その第2弾として、新たに調達したカメラでは、うまくSDカードは入りました。
コネクターがちゃんとついてましたのでね。
ただ、撮影ボタンを押して、実際に鉄道ジオラマなどで走行させてみても、その場で、撮影が成功しているのかどうか?、よくわからないんですよね。
なんか、小さなランプが青・赤と、点灯したりするのですが、そもそも、青がなんの意味なのか?、赤はどういう事なのか?、説明書見ても、すぐに忘れてしまいます。
また、小さなカメラの為、充電ケーブルも特殊でして、無くすとそれでおしまいです。
ともあれ、走行撮影してみました。
そして、後日、パソコンにてSDカードを読み込ませてみましたら、何時間も取れているのですが、暗い箱の中?しか、映っていませんでした。
要するに、撮影したのですが、実際には撮影されてないと言う、撮影したつもり状態だったようで、撮影終了のボタンを押したところ、撮影開始になっていたようです。
これでは、使えないと言う判断に至りまして、今度は、撮影中に動画を確認できる、WI-Fi機能付きの超小型カメラを第3弾として、探してみました。
Wi-Fiから、スマホに画像を送って、リアルタイムで見れると言う方式です。
これでしたら、実際に画像を見ながらチェックできますので、録画できているなと、現場で確認もとれると思います。
でも、Wi-Fi機能が搭載されると、どうしても、カメラの本体が大きくなってしまうようなのです。
超小型と記載されていても、幅2cmではなく、3cm~4cmと幅が大きくなってしまいます。
Wi-Fiがつくと、超小型タイプが、ないんですよね。
縦幅が多少伸びるのは問題ないとしても、横幅が広がってしまっては、駅のホームに衝突したり、トンネルの入口で激突する恐れもあります。
あと5年もすれば、もっと小型タイプのカメラが登場しそうですが、現時点ではナイと言う事でして、第3弾としては、結局下記のようなトミックスのカメラシステムにしました。
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結果的に、約8000円くらい、使えないカメラに投資してしまい、無駄となりました。
素直に、最初から、上記のトミックス車載カメラ付きのにしておけば、良かったと言うのが、率直な感想です。
ただ、TOMIX車載カメラシステムも、決して、評判が素晴らしいとは言えないので、悩みどころでしたが・・。
Wi-Fi接続も、停車させている状態としては、iPhoneXSと、無事に接続もできました。
まだ、走行させた状態では確認していませんので、なんとも言えませんが、録画もテストしましたら、OKでした。
忘備録として、Wi-Fiがどうしても、繋がらなくなった場合のリセット手順を残しておきます。
(1)カメラカーのボディを外します。要するに、車体から、ボディーを、バカっと外します。
(2)車体にある、基盤上の黒いスイッチを、forgotの位置に切り替えます。
(3)車体をレールに置いて、コントローラーの常点灯アジャスター(ダイヤル)をMAXパワーにして、10秒間程、通電させてみます。
(4)車両をレールから取りはずして、スイッチを既定の位置に戻します。
あとは、ボディを取り付けて、リセット完了です。
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TOMIX車載カメラシステムセットの問題点は、カメラへの電力も、レールから給電していると言うところです。
まず、ショートした時に、どうなるのかが、ちょっと怖いです。
あと、車両を停車させると、基本的には、車両への給電がストップしますので、停車させると、録画もおしまいになる恐れがあります。
そして、Wi-Fi通信も、途切れると言う事になります。
これが面倒です。
ワイファイが切断されたたびに、スマホとの再度の接続を行わないといけません。
要するに、消費電力が大きいため、パワーパックの供給電力を絞ると、システムダウンするのです。
カメラへの給電は、バッテリーでUSB充電できるような方式が、よかったと存じます。
小型のリチウム電池くらい、入れるスペースは、車両にはありそうですのでね。
動力車は別ですし。
内蔵バッテリーでしたら、安定した通信と撮影が、どんな状況でも得られたのではと存じます。
良いところは、E233-3000系の車両セットを撮影目的ではなく、普通の走行にも使えると言う点です。
あと、カメラが運転席内に搭載されているため、車両の先頭に不自然な「穴」が開いていないと言うところは、トミックスさんのこだわりが見えるような気が致します。
ヘッドライトも点灯しますので、トンネルの中などでは、照明にもなりますので、これは楽しそうです。
もし、コキ(貨車)に超小型カメラを載せるのであれば、コキは、Bトレの短いのが良いみたいです。
ミニカーブレールも、Bトレでしたら、問題ありませんのでね。
幅2cmくらいで、Wi-Fi搭載の超小型カメラが、将来発売されましたら、また、再度DIYチャレンジしたいと思います。
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