三方五湖(みかた-ごご)は、福井県の美浜町と若桜町にある5つの湖で、国の名勝、ラムサール条約にも指定湿地登録されている景勝地です。
その観光の名所の山岳部に、約11kmの有料道路「三方五湖レインボーライン」(三方五湖有料道路)が、昼間は通年通行できます。(夜間は通行止)
途中にある第1駐車場に入ると、レストハウスが併設されており、梅丈岳(三方富士)山頂公園まで上がれるリフトとケーブルカーがあります。
この記事ではそのうち「ケーブルカー」特化してご紹介申し上げます。
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まず、三方五湖の梅丈岳山頂まで登れる乗り物として、駐車場の脇から「リフト」と「ケーブルーカー」が並走しています。
運行は株式会社レインボーラインです。
昔はリフトだけだったような気がするのですが、ケーブルカーが単線(1両みの)での往復運転になっていました。
その構造から、最初は「インクライン」とは感じず、身延山久遠寺にある「斜行エレベーター」や、出羽・稲庭城にある「スロープカー」なのかな?と感じていました。
しかし、線路的なものは2本ありまして、実際にケーブル
ただし、距離はそんなに長くありませんし、遊園地と言う事ではありませんが、公園にある乗り物と言う位置づけのため、鉄道事業法によらないケーブルカーと言う事になるでしょう。
もちろん、1年ごとの法定検査、1ヶ月毎の自主点検、始業点検など安全面も重視しているようです。
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ケーブルカーの定員は30名になっています。
単線のため、途中で列車交換などのポイントはなく、ひとつの車両が、登っては降りると言う動作の繰り返しです。
車両を撮影するチャンスには恵まれなかった(撮影しにくい状況)ため、インスタにあったものをシェア表示させて頂きます。
どちらかと言うと、高いところを行く「リフト」が苦手な方に対して、ケーブルカーがあると言う感じでしょうか?
もちろん、ベビーカーや車いすの方もケーブルカーのほうが便利かと存じます。
下記は乗車時に車内より撮影した終点に到着直前の動画です。
ただし、行きと帰り、どちらに乗車しても大丈夫ですので、今回は、行き(登り)をケーブルカーで、降りる際にはリフトに乗車して、若狭湾の雄大な景色を楽しみました。
高所恐怖症なのですが、リフトは大丈夫です。
乗車料金は、消費税8%のときで大人800円(往復)、6歳~小学生600円(往復)となっています。
JAF会員証での割引もありました。
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なお、リフトの場合、体重が10kg以下で、ゲージに入った状態であれば、ペットも一緒に乗車可能です。
貸出用ゲージもあるようです。
ケーブルの場合、体重が10kg以下のワンちゃんであれば「抱っこ」した状態でも乗車可能です。
また、ケーブルでは中型犬・大型犬も乗車可能ですが、必ず持参の「ゲージ」に入れる必要があるようです。
三方五湖レインボーライン山頂公園からの風景の様子は下記にてご紹介させて頂いておりますので、割愛致します。
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