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運転士へのあこがれ
子供のころ、一度は電車の運転士に憧れた人も多いのではないでしょうか。
自分もその一人です。
家に車がなかったせいか、鉄道は憧れの一つでした。
電車を運転してみたいなぁ と、よく思っていました。
大人になったころには電車運転ゲームなどが出てきて、しかもなかなかのリアルさで子供のころからの欲求を満たしてくれました。
でも、やっていくうちに何かが物足りなくなってくるんです。
北海道
関東圏では、碓井鉄道文化むらのEF63の体験運転ができることが広く知られていると思います。
何度か訪れたことはありますが、講習を1日受けて、試験に合格したら後日乗ることができるというもの。
しょっちゅう行かれるところでもないし、料金も現実的ではなく見合わせていました。
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そんなある日、全国の鉄道博物館を探していると、北海道に手軽に気動車を運転させてもらえるところを発見!
「ふるさと銀河線陸別鉄道」です。
北海道旅行は若いころに一度行ったきりだったので、また行ってみたいという気持ちがあり、すぐに行くことを決めました。
サイトから予約を取り、日程の都合で変更のお願いの電話をしたときには、非常に親切で丁寧な対応でした。
出発進行!
実は、ここへは夏と秋に続けて2回来ました。
1度目は一人で、2度目は「北海道に行ってみたい」と言う嫁とです。
一度目は格安のSコースを選びました。
車両は、CR70型/CR75型で、日高線のキハ130型と同型だそうです。
簡単な説明を受けて、15分間約500メートルの構内を往復運転します。
講習なんてありません。
指導員の方が簡単な説明をしてお手本に運転をした後、いきなり運転席に座らされてスイッチ類を切り替えて運転の準備をします。
足元のペダルを踏んで警笛を鳴らし、ブレーキを緩めてノッチを1段目に。
車両が動き出したら2,3段目へ切り替えます。
指示されたスピードで蛇行し、指定位置に停車させます。
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端まで行ったらスイッチを操作し、ブレーキハンドルを外して車内を通り反対側の運転席に移動します。
ブレーキハンドルを取り付けてスイッチ類を操作し、警笛を鳴らして今度は反対方向に出発。
力行、蛇行、制動を繰り返します。
2回分連続での予約だったので、それを30分間繰り返しました。
2回目に訪れたときはLコースにしました。
構内の往復は同じですが、車両についての説明や、エンジン始動(始動ボタンを押すだけですけど)などもさせてもらいました。
また、運転証明書の発行もあります。
やっぱり本物です
運転した感想ですが、ゲーム同様に、決められた位置にぴたりと止めるのはやはり難しいものでした。
でも、車体を左右にゆっくりとゆらしながらジョイント音を響かせながら走る、いや走らせるのは、正直涙が出そうなほど感激しました。
運転中は、きっと終始ニヤケていたんじゃないかと思います。
アクセスはいいとは言えませんが、北海道を旅行される際には、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
・ふるさと銀河線りくべつ鉄道 最長で往復5km以上の運転体験が可能な鉄道保存施設
・フリーランス 「スーパーレールカーゴ」M250改 SRC F210【鉄道模型Nゲージ】
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