トミックスから秘かに販売されている、TOMIX 93543 手動ターンテーブル T140-15(F)です。
Nゲージ用の転車台ですが、電動ではなく「手動」になります。
赤い転車台を直接指で回す必要があるようです。
なお「小型」タイプなので、回転部の主桁長は100mm(10cm)なので、10cm以内の長さの車両でないと、回転させることができません。
上級者向けの製品だと明記もされています。
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転写台のサイズ・長さは、直径が140mmで、S140レールと同じサイズになっています。
回転部は前述のとおり長さ100mmです。
高さは5mmほどになります。
小型なので、運用できるNゲージ車両は下記のように絞られてきます。
C11形蒸気機関車
DE10ディーゼル機関車
Cタイプ小型機関車
その他、路面電車の1両編成、Bトレ車両も良いかも知れません。
このように、小型のレイアウトや、小型ジオラマにアクセスととしてターンテーブルが欲しい場合には、良いかと存じます。
手動ターンテーブル T140-15(F)の付属品としては下記の通りです。
支柱1
レールブロック5
エンドブロック5
サブブロック10
と言う事で、最初からついているレール5個に予備でレール5個ありますので、最大で10線の転車台として構成することが可能です。
角度は、トミックスの電動ターンテーブルⅡ(TOMIX1633)と同じ「15度」のようですので、線路を直線で繋げば、少し離れたところに、扇形機関庫を設置することは可能です。
ただ、ターンテーブルが小さくなったから、車両が小さくなると言う事ではありませんし、扇形機関庫を2個も3個も設置する場合に、必要なスペースは、転車台が小さくても、変わりません。
よって、本当に、スペースが限られる場合に、転車台が欲しいと言う使用用途に限定されるでしょう。
そのため、豪華な機関庫と言うよりは、会社線のように可愛らしい、小さなジオラマ機関庫向きです。
なんと言っても手動ですので、手が届く範囲でないと、回せませんしね。
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なお、転車台のレールには、別売の<5536>セレクタースイッチボックスを使って、パワーユニットから給電し、本線とのレールはギャップレールで絶縁するなどの知識と対応も必要です。
と言う事で、必要に迫られて購入した訳ではないのですが、売れ切れになるまえにゲットしておきました。
その後、ナローゲージ80の軽便鉄道にて、この転車台を使用しています。
・TOMIXターンテーブル KATOターンテーブル 比較・違い
・TOMIX1633 ターンテーブル TCS電動ターンテーブルⅡ N-AT212-15(F)【Nゲージ敷設工事47】
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