わたらせ渓谷鐵道(わたらせ-けいこくてつどう)は、群馬県桐生市の桐生駅から、栃木県日光市の間藤駅を結ぶ鉄道です。
わたらせ渓谷線は、桐生駅~間藤駅で、営業キロは44.1kmの第1種鉄道事業です。
かつては、 C12形蒸気機関車にて、足尾銅山から産出された鉱物の輸送路線と言う性格がありました。
もともとはJR東日本の足尾線でしたが、1989年3月29日に廃線となり、わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線として第三セクターとなりました。
非電化・全線単線となっており、気動車での運行となっています。
交通ICカード(Suica・PASMOなど)は使えません。
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わたらせ渓谷鐵道の観光列車として「トロッコ列車」がありますが、桐生駅からではなく、車庫(車両基地)がある大間々駅~足尾駅間を往復します。
運行時期は土日祝日のみで、夏季は「トロッコわたらせ渓谷号」が多い日は1日3往復走ります。
冬季は「トロッコわっしー号」として1往復運転しています。
例年の紅葉見頃は、11月上旬~11月下旬です。
わたらせ渓谷鉄道「トロッコ列車」は、冬期など、運行されていない場合、大間々駅の待避線にいます。
けん引するのは、DE10形ディーゼル機関車です。
観光用トロッコ型客車は、JR東日本12系客車を譲受した2両と、京王電鉄5000系電車を改造した2両の4両編成(定員160名)となっています。
トロッコタイプ(窓が無い)は、京王車両を改造したものとなっています。
トロッコ車両の隣りに、窓ガラス付きの普通車両が連結しており、どちらも利用できるように、自由に移動可能となっていますので、雨の日でも大丈夫です。(混雑時は座席数に限りあり)
大間々駅には約50台の駐車場がありますが、500円の有料となっています。
駅にて駐車場利用料を支払うか、窓口営業時間外には、駅前にあるローソンで支払いが可能となっています。
購入した券をダッシュボードに掲示しておく方式です。
下記は、大間々駅にある、わ89-100形101号車、わ89-300形302号車で連結状態で静態展示されているようです。
大間々駅への交通アクセス・行き方ですが、当方のオリジナル地図にて、有料駐車場の入口をポイントしておきます。
大間々駅からちょっと街中を散策すると、江戸時代からある醸造蔵、大正時代の洋館、昭和の劇場など、レトロな空間も楽しめるほか、徒歩5分ほどで、渓谷美が美しい「高津戸峡」もあります。
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