Suica、Kitaca、ICOCAの新しい新幹線IC乗車サービスが2020年の3月頃から始まる予定です。
予約サイト「えきねっと」(JR東日本・JR北海道)または「e5489」(いいごよやく、JR西日本)といったインターネット予約サイトでスマホ、タブレット、パソコンで新幹線の指定席・自由席を予約(購入)すると、駅でのきっぷ受け取りが不要で、そのまま事前登録した交通系ICカードにて、新幹線の改札を通過できます。
要するに、紙の切符(キップ)を券売機などで発行せずに、そのまま新幹線に交通ICカードにて乗車することが可能となりますので、チケットレス&スピーディです。
ただし、全部の新幹線にて開始される訳ではありません。
当面は下記の新幹線のみとなります。
東北新幹線・北海道新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、山形新幹線、秋田新幹線の全区間の停車駅相互間
在来線との乗り継ぎも精算も自動なので、とても便利です。
※東海道新幹線、山陽新幹線・九州新幹線は不可 (東海の場合、スマートEXなど別のサービスが既にあります。)
利用可能な交通ICカードは、Suica、Kitaca、ICOCAです。(モバイルSuica、Apple PayのSuicaも可能)
※PASMO、TOICA、manaca、SUGOCA、nimoca、はやかけん、PiTaPaは対応しません。
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モバイルSuica特急券はこの新サービス導入とともにサービス終了します。
ただし、モバイルSuicaは、2020年2月26日(予定)から、クレジットカードの種類によらず、年会費が無料になり、利用しやすくなります。
すなわち、現在、カード型のスイカを持っていなくても、「おサイフケータイ」の対応機種(FeliCa)スマホであれば、モバイルスイカを無料で使えて、クレジットカード精算できるようになり、普段、JR在来線に乗車する際も、ラクラクになり、尚且つ「ポイント」も貯まると言う事になりそうです。
新しい新幹線IC乗車サービスでは、同一列車・同一行程の場合、1回の予約で6名までIC乗車サービスを利用できます。
大人だけではなく小児も対象です。
ただし、予約時には予約人数分の交通系ICカード(ひとり1枚ずつ)の登録が必要です。
※スイカ1枚で、6名など複数人の予約は取れません。人数分の交通ICカードの事前登録が必要です。
なお、新しい新幹線IC乗車サービスでは、JR東海のエクスプレス予約のように早期割引制度など、運賃と料金が一体となった新幹線専用商品が発売される予定ですので、お得・割引で乗車できるチャンスも増えそうです。
カードタイプのSuica、モバイルSuicaにチャージするクレジットカードは、JR東日本のビューカード(VIEW)がお得です。
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また、新しい新幹線IC乗車サービスにて予約する場合、最初の段階で「会員登録」が必要になると推測されます。
発売日にその登録作業を行う場合、スイカなどのカード番号を入力したり、クレジットカードを登録したりと、多少の時間がかかります。
よって、JR指定席券の発売日より、前の段階で、会員登録を事前に済ませておくと、発売日当日の手配はスムーズだと存じます。
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