鉄道模型ストラクチャーの置き型モジュール製作【Nゲージ敷設工事76】

鉄道模型ストラクチャーの置き型モジュール製作

転車台モジュールでは、線路内(ボード中央付近)には、合計3箇所のスペースがあります。
その余剰スペースは、もちろん「情景」があったほうが、良い訳です。
ただし、線路にて、完全に外部から遮られているところは、踏切の設置も、しようがないので「池」をセットして、ボードとボードの間の境い目(つなぎ目)のカモフラージュにもしています。

鉄道模型・建物整備

その他、バス道路の内側部分と、中央付近のスペースには、建物が何個か、設置できます。
しかし、分割式ジオラマだけに、運搬時に、建物が破損する恐れがあるため、固着させる固定設置は避けたい訳です。
すでに、教会の十字架は、1回運搬しただけで、折れています。

色々と検討して、当初は、残りの2箇所に、薄い、スチレンボードに、あらかじめ建物を固定しておいて「ポン」と置くだけの「置き型」配置方法を、取ろうと考え、苦労して、スペースの型抜きも行いました。

鉄道模型ストラクチャーの配置型モジュール製作

しかし、ボード中央付近は、自由に配置できる方式のほうが、やっぱり良いかな?と感じまして、その都度、建物自体を、好きに「ポン」と置く。個別配置方式に決しました。
毎回、5~7個程度の建物を、置きたいと思います。

ただし、バス路線の真ん中、陸上競技場のトラックのようになっている部分は、スチレンボードに建物を固定させた状態で、まとめて「ポン」と置く「置き型」タイプ置くことに致しました。
置き型と言う言葉は、適切でないかもしれません?、が、他に思いつかないもので、すみません。
下記は、仮配置の状態で、まだ、切り抜いていませんし、地面の塗装もまだのところです。

鉄道模型ストラクチャーの配置型モジュール製作

なお、市販されているストラクチャーは「土台」があるのは良いのですが、その土台の厚みが、バラバラなので、設置する際には、ほんと困ります。
3mmなら3mm、5mmなら5mmと、同じメーカー内では、固定して欲しいのですが、ジオコレの建物でも、結構、異なります。
1mmの段差は、実際のスケールですと、15cmの段差ですのでね。
5mmの土台だと、本物では、75cmも土台が高いと言う感じです。
そのため、バス路線の真ん中は、もともと、バス道路が約7mmくらいの高さの為、5mm厚のスチレンボードに、建物を配置することにしました。
特に、土台が高い建物をチョイスして、その土台の「枠」を、スチレンボードのところから「くり抜く」というイメージです。
もし、建物土台が、3mmなどで、沈んでしまう場合には、裏側に1mm、2mmのプラバンを追加して、高さ調整する予定です。
下記は、くり抜いて、塗装もした写真です。
塗っていない箇所は、床下になるので、問題ありません。

鉄道模型ストラクチャーの置き型モジュール製作

頭の良い方は、バス道路の高さが5mmに対して、地面になるスタレンボードが5mmでは、その差2mm分、沈んでしまうのではと思われるかも知れません。
しかし、バス路線の真ん中スペースには、パウダーを固着させていますので、実際のところ、2mmくらい盛り上がっているため、道路との段差的には、ちょうど良い感じです。
下記は、建物を仮設置した写真です。

鉄道模型ストラクチャーの置き型モジュール製作

なお、昭和の風景と言う感じにしているため、建物は最大でも2階建ての採用にしており、高さがあるビルなどはありません。
このような世界観は、絶対に、統一した方が良いと考えています。
あと、ジオラマ作成では「方角」も決めておくのが重要です。
例えば、我々が生活するうえで、洗濯物を干す「ベランダ」や、一戸建て住宅の「庭」などは、日当たりを考えて設計しますので「南向き」になっている場合が多いのです。
そのため、方角を関係なく、どんどん建物を配置してしまうと、なんとなく「違和感」が漂う事になりかねません。
よって、自分のジオラマでは、手前を南側と、いつも考えて、構成を考慮しています。


スポンサーリンク



照明までは、入れない予定です。
ただし、取り外しできるため、あとから、照明を追加するような作業は、可能は、可能です。
と記載しておくと、入れるのかなと、期待を受けるかも知れませんが、入れない予定とご理解賜りますと幸いです。

あと、クラブモジュール見本用も、廃線(廃棄)と致しました。
最初の頃に「こんなように、ジオラマがあると、運転会も見栄えが良くなります」という事で、見本用に製作したものです。
しかし、今では、相模原鉄道模型クラブのメンバー様がお持ちになる集合式ジオラマにて、充分に、お手本となります。
クルマ搭載量の問題で、単品持参することもないので、解体させて頂きました。
これで、廃棄ボードは、16ボード、長さにすると、9m60cm分が、撤去され、いわゆる不要不急路線の廃止が進んでおります。

置き型タイプは、カーブの部分、どうしても、広場みたいなスペースができてしまいます。

鉄道模型ストラクチャーの置き型モジュール製作

あとて、草木などにするかも知れませんが、というより、空きスペースがあっても、おかしいので、対応してみました。

鉄道模型ストラクチャーの置き型モジュール製作

もともと、地面は、コンクリートのままで良いと考えていた為、灰色ですが、草木を入れるのであれば、建物近くは、緑色や茶色の塗装にしておけばよかったと反省しているところです。
ただ、これでも、そんなに、悪くはないのか?と、妥協しております。

以上、だいぶ完成したので、分割式ジオラマを取り出して、バス道路の真ん中部分に、建物モジュールを、はめこんでみました。

鉄道模型ストラクチャーの置き型モジュール製作

塗装して、スチレンが、少し、しなってしまったところ、やはり、段差が出てしまっています。

鉄道模型ストラクチャーの置き型モジュール製作

取り外しできるようにしておかないと、ボードの運搬時に、建物が壊れてしまいますので、すき間ができてしまうのは、仕方ないところです。

鉄道模型ストラクチャーの置き型モジュール製作

あとは、電柱なども必要ですね。
どこに、しまったのか覚えていないので、また、探さなくてはいけません。

しかし、購入しましたので、付けてみました。
という事で、電柱が設置されて、少し、街らしくなりました。

建物モジュール

また、同時に、建物モジュール土台と道路で段差が生じていた部分、前述したとおり、建物モジュールの土台がしなって、湾曲していたのが、原因なのですが、少し修正を図りまして、前よりは、マシになりました。
あとは、すき間ですが、パテを入れようかとも思案中です。
でも、この程度でしたら、逆に、歩道のように、少し高くなっている雰囲気も出ています。
また、建物は土台ごと、取り外しできるのが、ミソでして、パテで、くっついちゃうと、困りますので、もう少し、新たな対策を考えてみたいと存じます。
ただし、運搬用の箱に、しまう際に、さっそく、電柱が1本、折れてしまいました。
やはり、とっがっているのは、固定レイアウトボードでないと、厳しそうです。

分割式転車台210cm増設ボード「やっぱり複線」【Nゲージ敷設工事74】
分割式転車台210cm増設ボード制作開始【Nゲージ敷設工事73】
120cmターン(180℃カーブ) コーナーE 120cm 橋脚モジュール【Nゲージ敷設工事72】
鉄道模型「運転会」などのイベント情報
相模原鉄道模型クラブ公式YouTubeチャンネル

報告する
スポンサーリンク
スポンサーリンク

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。