999には欠かせない車両
バンダイから40年くらい前に発売されたキットです。
このキットは、牽引機関車のC62と装甲車の2両編成で、客車は付きません。
機関車は、Zゲージくらいのサイズで、良くてストラクチャーくらいにしかならないかなと思います。
装甲車本体は、丁度Nゲージ車両サイズですね。
とはいっても、砲塔が大きく張り出し、走行には不向きです。
そこで、レイアウトでも走行できるように改造していきます。
まずは検証から
そのまま組むと、下の写真の通りに、砲塔がかなり出っ張ります。
試しにトラス橋を通過させようとすると、予想通り引っかかって通りません。
少しコンパクトにする必要があります。
加工開始
かなり切り詰める必要があります。
まずは、左右に分割される車体から。
合わせ側をそれぞれ1ミリくらいスライスします。
砲塔の下側も、1ミリくらいスライス。
横に取り付ける砲塔は、上部の出っ張りを削り取り、平らにします。
これで、かなりスリムになったはずです。
下回りの作成
以前組み立てたものは、センターピンを車体に接着しましたが、今回は、余っているBトレの床板と、Bトレ用の台車を使うことにしました。
少しでも、寸法の狂いを減らし、また、作業時間も減らすためです。
台車を取り付けてカプラーの出面で合わせます。
床板のほうが少し短いので、真ん中で切って、プラバンでつなぎます。
車体側にはプラ角棒を接着しておきます。
組み立てと塗装
車体を接着して、塗装をします。
うすい灰色にしようかと模型やさんで見つけたのが、現米軍のグレー。
明るすぎるかとも思いましたが、墨入れをするので、少しは明るさも抑えられると思い、これを選びました。
完成!
塗装を終えた車体に、砲塔を取り付けます。
次に床下。
床下を延長したので、台車間がスカスカになってしまいました。
そこで、余っている床下機器を適当に並べます。
細かいことを言うと、この手の車両にむき出しの機器類はあり得ないんですけどね^^;
そしてざっと墨入れとウエザリングをして完成です。
走行させた結果ですが、KATOのR150直後の単線トラス橋を、ギリギリですが通過できました^^
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